広報よこはま青葉区版 2025年[令和7年]8月号 No.334 テキストデータ 区の人口…307,423人 区の世帯数…137,706世帯 (2025年7月1日現在) 編集・発行/青葉区役所広報相談係 〒225-0024 青葉区市ケ尾町31-4 電話 045-978-2323(代)・2221(直) FAX 045-978-2411 ウェブページ 「横浜市青葉区」で検索 スマホアプリ・ウェブ カタログポケット https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/koho/insatsubutsu/koyoko/shiban/catalogpocket.html 青葉区公式X(旧Twitter) @yokohama_aobaku https://twitter.com/yokohama_aobaku 毎月1日発行 5ページ <特集1> ●地域とともに ~海外にルーツを持つ人々が語る地域とのつながり~  青葉区では、海外にルーツを持つ人が年々増え、地域で活動しています。 日々の活動や触れ合いの中で感じられていることなどを伺いました。 〈青葉区外国人人口の推移〉 1995年 2,011人 2005年 3,204人 2015年 3,202人 2025年 6,072人 ◆寺家(じけ)町「里のengawa(エンガワ)」で活動するアレックスさん ◇青葉区に住むようになったきっかけは?  さまざまなご縁があり、青葉区に住んでいます。英語を教えるのに、教科書に留まらず畑作業を取り入れたのがきっかけで、今では自分で田植えをしたり、野菜を収穫するようになりました。  作物の栽培方法などを教えてもらううちに、近所の皆さんとつながりが生まれ、顔の見える関係性を築いています。 米の計量枡(ます)など昔ながらの道具を集めて大切に使うアレックスさん ◆区内小学校でAET(エーイーティー)※として活躍するシュバシニ先生 ◇AETになったきっかけは?  子どもと話すことが大好きで、最初は恥ずかしがっていた子が、少しずつ心を開いて話してくれるようになると、とても嬉しく、やりがいを感じます。  子どもたちが自信を持って楽しくコミュニケーションを取れることを大切にしながら、英語を教えています! ※AET:Assistant English Teacherの略で、横浜市の小・中学校に配置される英語指導助手 授業をするシュバシニ先生(嶮山(けんざん)小学校) ◆青葉国際交流ラウンジ窓口スタッフのシャオさんとタレスさん ◇活動のやりがいは何ですか?  相談者の質問に回答するために勉強をするので、自分も成長できることにやりがいを感じます。  日本に来たときに経験したことを生かして、外国人の皆さんが暮らしやすい生活を送れるよう、サポートしています! (シャオさん) ◇どんな相談が多いですか?  保育園・幼稚園の入所や行政手続きに関するご相談が多く、解決のお手伝いをしています。窓口や電話だけでなく、メールでもご相談を受け付けています! (タレスさん) ◆青葉国際交流ラウンジで日本語を学ぶアリタさん ◇学んだ日本語を生かしてボランティア活動を始めた理由は?  日本に来てから、青葉国際交流ラウンジで日本語を勉強してきました。学んだことを還元したいという思いで、ボランティア団体に所属して、通訳や発音指導をするなど活動しています。  地元では、子ども会の活動の一環で公園清掃をしたこともあります。地域活動で近所のつながり、絆ができるのは素晴らしいことだと思います。 ◆青葉国際交流ラウンジ  青葉国際交流ラウンジは、海外にルーツを持つ人への情報提供や相談窓口のほか、日本語学習教室、子ども学習補習教室なども行っています。どなたでも歓迎!ぜひ一度、青葉国際交流ラウンジを訪ねてみませんか? ※子ども学習補習教室や日本語教室の詳細はウェブページをご覧ください。 場所 田奈町76(東急田園都市線「田奈駅」から徒歩1分) 問合せ 電話 045-989-5266 Eメール aobaloungeintl89h1@t07.itscom.net 開館時間 9時~17時(月・火・第3日曜、祝日) 9時~21時(水・木・金・土曜) 休館日:第1・2・4・5日曜、年末年始 https://www.aoba-lounge.com/  外国人と日本人が、共に安心して暮らせる街づくりを進めるには、地域との連携も大切です。  お互いを理解し尊重することを心がけ、やさしい日本語で、外国の方々に声をかけてみてください。 (横浜青葉国際交流の会(青葉国際交流ラウンジ運営団体)渡邉(わたなべ) 副理事長) 問合せ 文化・コミュニティ係 電話 045-978-2297 FAX 045-978-2413 6ページ <特集2> ●台風シーズン到来! 風水害への備えを進めましょう!  風水害は事前にある程度予測できるため、事前の対策で被害を最小限にとどめることができます。  自分や家族の命を守れるように、4つの対策を確認しましょう。 【1】ハザードマップ(青葉区民防災必携)で周辺の危険性や避難場所を把握しましょう  「青葉区民防災必携」では、洪水・土砂災害・内水ハザードマップ、避難場所のほか、防災に役立つさまざまな情報を掲載しています。  周辺の災害リスクや近隣の避難場所を確認しましょう 配布場所 区役所4階71番窓口 区ウェブページからダウンロードできます。 「青葉区 ハザードマップ」で検索 https://www.city.yokohama.lg.jp/aoba/bosai_bohan/saigai/hazard-map.html 【2】情報収集手段についてあらかじめ準備しましょう  いざというときに適切なタイミングで避難行動を開始できるよう、インターネット、メールなども活用して日頃から情報収集をしましょう。 ◆情報収集に役立つもの  ● 横浜市防災情報ポータル ● 横浜市防災情報Eメール ● 横浜市危機管理室Ⅹ(旧Twitter) ● 防災アプリ など 〈オススメ〉横浜市避難ナビ  アプリ内でマイ・タイムライン(下記コラム参照)の作成ができ、災害発生時には、事前に作成したマイ・タイムラインに応じてプッシュ通知で避難情報を受け取れます。 「横浜市避難ナビ」で検索 https://www.city.yokohama.lg.jp/bousai-kyukyu-bohan/bousai-saigai/moshimo/wagaya/20220215102136089.html 【3】警戒レベルごとの「取るべき行動」と「避難情報」を確認しましょう 警戒レベル1 事前の情報収集、心構えを高める (例)大雨になりそう 警戒レベル2 避難行動の確認 (例)大雨注意報、洪水注意報 警戒レベル3 高齢者等避難 避難に時間を要する人は避難 (例)大雨・洪水警報、氾濫警戒情報 警戒レベル4 避難指示 避難場所等への避難 (例)土砂災害警戒情報、氾濫危険情報 警戒レベル5  命の危険があるため、直ちに安全を確保 (例)大雨特別警報 ※気象情報等が発表された場合でも、直ちに横浜市から避難指示等が発令されるわけではありません。 【4】災害の状況に応じた避難行動を確認しましょう  気象情報・避難情報をもとに、必要に応じて避難行動を開始します。  避難とは、「難」を「避」けることであり、避難場所に行くことだけが避難行動ではありません。浸水・土砂災害リスクや建物の状態に応じて、下図のような避難行動の種類を理解し、災害の状況に応じた避難行動を取れるように準備しましょう。 ◆自宅や自分のいる場所が土砂災害警戒区域や浸水想定区域に位置している はい→建物が頑丈、マンション居住 はい→ハザードマップの最大浸水深などを考慮すると、垂直避難で安全が確保できる はい→〈避難行動〉垂直避難 頑丈な建物の2階以上に避難する はい→建物が頑丈、マンション居住 はい→ハザードマップの最大浸水深などを考慮すると、垂直避難で安全が確保できる いいえ→〈避難行動〉水平避難 安全な場所に避難する(例:知人宅や避難場所など) はい→建物が頑丈、マンション居住 いいえ→〈避難行動〉水平避難 安全な場所に避難する(例:知人宅や避難場所など) いいえ→〈避難行動〉屋内待機 上の階など危険の少ない部屋に避難する  開設中の避難場所情報は、市ウェブページからご確認ください。 「横浜市 防災情報ポータル」で検索 https://bousai.city.yokohama.lg.jp/ ◆一人ひとりの避難行動計画 マイ・タイムラインを作成しましょう  「マイ・タイムライン」とは、台風や大雨の水害等、これから起こるかもしれない災害に対し、一人ひとりの家族構成や地域環境に合わせて、あらかじめ時系列で整理した自分自身の避難行動計画のことです。  風水害の発生前に作成することで、災害発生時の適切な避難行動につなげることができます。  作成シートは市ウェブページからダウンロードできるほか、「横浜市避難ナビ」のアプリ内でも作成できます。 「横浜市 マイ・タイムライン」で検索 https://www.city.yokohama.lg.jp/bousai-kyukyu-bohan/bousai-saigai/moshimo/wagaya/timeline.html 避難を始めるタイミングや、準備しておくものなど、災害に対して取るべき行動を書き込んでみましょう! 問合せ 防災担当 電話 045-978-2213 FAX 045-978-2410