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共同研究の相手方募集について(赤外線サーモグラフィーによる漏水探知方法と新たな管路診断手法の開発)

最終更新日 2024年3月21日

横浜市水道局(以下「水道局」という。)では水道事業の技術的課題を解決するため、民間企業の連携による研究を次のように定めましたので、共同研究を実施する相手方(民間企業)を募集します。

1共同研究課題

赤外線サーモグラフィーによる漏水探知方法と新たな管路診断手法の開発

2共同研究の目的

本研究では、二重管路※の漏水探知方法として、管路内面から漏水場所を特定する調査機器の開発、及び管路の健全度を診断・評価する「新たなアセットマネジメント手法」を構築することを目的とします。
※二重管路とは、管路の内側に口径の小さい管路を配置した構造で、水道管の新設や更新において、掘削が困難な箇所やコスト縮減などを目的に、パイプインパイプ工法・巻き込み鋼管工法などの非開削工法による技術や、他の埋設物からの防護を目的とした鞘管構造などがあります。

3共同研究の内容

共同研究の内容は次のとおりとします。(詳細な研究内容は共同研究の相手方と水道局との調整のうえ決定します。)

(1)開発する調査機器の概要

赤外線サーモグラフィー機器を用いて、管路内面より漏水場所の特定、及び管路の減肉状況を調査する機器の開発を行うものとします。
なお、開発する調査機器の製作条件は、以下のとおりとします。

  • 調査する管路は、口径(内径)700mmの直線管路で、材質は鋼管とします。
  • 調査は、二重管路の内側管路内に調査機器を搬入し、管路内面から調査を行うものとします。
  • 調査は、管路内の水を排出した気中で実施するものとします。
  • 調査は、管路内面を移動(自動、手動は問わない)しながら、全周方向の調査を行うものとします。
  • 開発する調査機器は、口径600mmの人孔口より口径700mmの管路内に持ち込み、組み立てられる構造とします。
  • 開発する調査機器は、管路内の障害物(錆こぶ等)を通過できる構造とします。

(2)実証実験の実施

ア 実証実験の内容
実証実験は、赤外線サーモグラフィー機器を用いて以下の項目について検証を行うものとします。

  • 減肉等により発生した貫通孔の検出
  • 調査管路の管厚測定(減肉状況の面的な調査)
  • 溶接部における減肉状況調査(貫通孔の検出、減肉状況調査)

イ 実証実験の回数
実証実験は2回を予定しており、1回目の実証実験で課題や問題点の抽出、整理を行います。その後、これら課題等を解決するために、調査機器の改良を実施したうえで2回目の実証実験を行います。
ウ 実証実験のフィールド
実証実験を行うフィールドは水道局で提供します。
エ 研究内容の評価、報告書作成
研究内容の評価を行い、報告書に取りまとめを行うものとします。

4研究費用

水道局で負担する経費は、調査機器の製作、実証実験等に係る費用の1/2とし、上限350万円(消費税込み)とします。

5研究スケジュール


 

6応募資格

次を全て満たすこととします。
(1)本共同研究について、水道局と共同で実施できる体制が整っていること。
(2)赤外線サーモグラフィー機器(解析ソフトを含む)を所有し、非破壊検査に関する知識、ノウハウを有していること。
(3)調査機器を開発・製造する知識、ノウハウ、設備を有していること。
(4)研究に使用する調査機器における正確性等を検証できること。

7審査基準

共同研究企画書の内容について、別紙1「審査基準」及び別紙2「審査項目」により審査するものとします。

8提出書類

(1)共同研究企画書(企画書の様式は「共同研究企画書作成要領」参照)
(2)応募資格を有していることを証明できる書類

9提出期限及び提出方法

令和6年4月5日(金)17:00までに上記「提出書類」を電子申請システムより提出してください。

10研究内容に関する問合せ

研究内容について質問等がございましたら、下記連絡先へ令和6年3月27日(水)17:00までに、メールでお願いいたします。
なお、回答につきましては、令和6年4月3日(水)に横浜市ウェブサイトに掲載いたします。

11関係資料

12連絡先

〒231-0005
横浜市中区本町6丁目50番地の10市庁舎20階
横浜市水道局総務部人材開発課人材育成係共同研究担当
電話番号:045-671-3115
メール:su-jinzai@city.yokohama.jp

このページへのお問合せ

水道局総務部人材開発課

電話:045-671-3114

電話:045-671-3114

ファクス:045-212-1156

メールアドレス:su-jinzai@city.yokohama.jp

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