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健康・医療分野における海外連携の取組(米州)

最終更新日 2024年4月1日

横浜市米州事務所との連携

横浜市は、企業誘致をはじめビジネス、観光などのプロモーション、市内企業のビジネス支援、大学交流の推進などを行う横浜市米州事務所を平成30年(2018年)11月にアメリカ合衆国ニューヨーク市に開設しました。
横浜市米州事務所が持つ米国内のネットワークを通じて、現地企業とのマッチングなど、市内企業のビジネス支援を行っています。

ライフサイエンス・ラウンジ

ライフサイエンスラウンジロゴ

横浜市と一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)は、2022年10月に、米国のライフサイエンスビジネスに関する最新情報と交流の場を提供する「横浜・LINK-J ライフサイエンス・ラウンジ@NYC」を横浜市米州事務所内に開設しました。当ラウンジでは、米国におけるライフサイエンス事情についてのセミナー等を開催しています。

ライフサイエンスサポーター

横浜市米州事務所では、専門領域での知見と米国での幅広いネットワークを有し、米国進出への過渡期にあるスタートアップを応援いただける方々、特に、Give Firstの精神に賛同され、個人として協力いただける方々にライフサイエンス・サポーターになっていただき、スタートアップ等の米国市場進出を支援しています。
ライフサイエンス・サポーターの方々には、セミナーや座談会などにご協力いただくだけでなく、スタートアップからの個別の相談などに対応していただきます。そして、スタートアップが有益な情報と人脈を得、これをヒントに米国での成功につながり、相互信頼のネットワークとコミュニティが醸成され、ライフサイエンス・サポーターにとっても有益な循環となることを目指します。

米国バイオクラスター機関「Biocom California」との連携

横浜市は、ライフサイエンス産業における先進地域である米国サンディエゴ市との姉妹都市提携60周年を機に、ライフサイエンス分野を中心としたイノベーションによる相互の経済活性化を進めるため、平成29年(2017年)4月に、バイオ関連業界団体であるBIOCOM(バイオコム)(現Biocom California:バイオコムカリフォルニア)と覚書を締結しました。
Biocom Californiaを通じて、米国展開を目指す企業を支援しています。これまでクラスター間の連携として、両地域の企業間マッチングなどを実施しました。

「Biocom California」について

Bioocom California

サンディエゴで平成7年(1995年)に設立された地域レベルで世界最大級のバイオ関連業界団体です。会員企業数は1,300以上。代表は会長兼CEOジョゼフ・パネッタ氏。BIO展示会を主催する全米バイオ産業協会と密に連携し、サンディエゴのバイオクラスター※を対象にネットワーキング等を推進しています。
米国西海岸ロサンゼルス、サンフランシスコベイエリアに事務所を拡大したBIOCOMは令和3年(2021年)に「Biocom California」に改称しました。
(※)バイオテクノロジー関連の企業や研究機関が集中的に立地している地域。米国では、サンディエゴのほかに、サンフランシスコベイエリア、ボストンが有名。

米国サンディエゴの起業家支援組織「CONNECT」との連携

「CONNECT」について

CONNECT

米国サンディエゴのスタートアップコミュニティにおける2大支援機関である「CONNECT」(1985年設立)と「San Diego Venture Group」(1986年設立)が2019年4月に合併。各組織に由来するノウハウと実績、幅広いネットワークにより、優れた企業の創出に向けて、企業の成長・拡大、資金調達を支援するプログラムやイベントを実施し、サンディエゴ地域の起業家やスタートアップ企業の育成を行っています。

アクセラレーションプログラム"TheSpringnboard™Program in Yokohama"(令和元年度~4年度)

Springboard program

横浜市の姉妹都市である米国カリフォルニア州サンディエゴ市は、年間のベンチャーキャピタル投資額が1,600億円を超える全米有数のスタートアップ支援の先進地域です。
横浜市では、令和元年度(2019年)から令和4年度(2022年)まで、米国サンディエゴの起業家支援組織「CONNECT(コネクト)」と連携し、健康・医療分野の中小・スタートアップ企業を育成・支援するプログラム”The Springboard™ Program in Yokohama”を実施しました。
本プログラムの参加企業は、メンターと共にビジネスプランをブラッシュアップし、ピッチスキルを磨いた後、プログラムの修了後に米国のVCや関係企業に対し、Demo day(オンライン)による成果報告を行いました。

参加企業一覧
令和4年度参加企業 CoreTissue BioEngineering株式会社
ダンシングファン株式会社
Life Analytics株式会社
LOOVIC株式会社
令和3年度参加企業 株式会社Aventino
ピンポイントフォトニクス株式会社
株式会社biomy
令和2年度参加企業 アナウト株式会社
株式会社CROSS SYNC
メディギア・インターナショナル株式会社
リスク計測テクノロジーズ株式会社
令和元年度参加企業 株式会社ニットー
アットドウス株式会社
株式会社Jiksak Bioengineering
ARTham Therapeutics株式会社

その他

米国のライフサイエンス市場開拓支援

⽶国の市場開拓にあたり、現地の情報やネットワークを求めるライフサイエンス分野の市内中⼩企業に向けて、現地の⽀援機関の専⾨家による⽶国市場開拓⽀援プログラムなどを実施しています。これまで、メンタリングやワークショップ等を通じて、米国でのネットワーキング力を高めるとともにビジネス面談のアレンジ等の支援を実施しました。令和4年度事業では、プログラム参加企業の方から以下のような声をいただきました。

~各プログラム参加者の声~

・スタートアップを支援する様々な機会を頂けており、感謝しております。特にスタートアップ側の意見やニーズを聞いてくださり、その上で柔軟なプログラム作り、提供をされている点は、素晴らしいと思います。イベントプログラムの方々の顔が分かるので、何かあれば相談もさせていただけやすく、近くで寄り添ってのご支援頂けるところは心強いですし、我々への励みにもなっています。皆様がスタートアップを応援したい、という気持ちが伝わってきます。ぜひ今後とも継続的なご支援を宜しくお願い申し上げます。

・この度は、本ライフサイエンス・ブートキャンプへご採択いただき誠にありがとうございました。こうしたプログラムはプログラム内での成果はもちろんですが、企業としての信頼や価値を高める非常に有効な手段であると強く感じております。このライフサイエンス・ブートキャンプのプログラム期間だけでも、AMED事業への採択、製品の初の有償導入など弊社では大きな進歩が多数ありました。今後とも、こうした機会に積極的に参加し、益々の成長を目指してまいります。

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