広報よこはま2-3面 2025(令和7)年6月号 No.916 デジタルで創る 暮らしやすいヨコハマ 暮らしの手続き、デジタルでもっと便利に  手続きで役所に行くのが面倒、時間がない、そう感じた経験はありませんか?  横浜市では、市民の皆さまがスマホひとつで、いつでも・どこでも手続きができる環境を整えてきました。  今では、市民の皆さまが市役所で行う手続きの9割がオンラインでできるようになっています。 詳しくはこちら 横浜市のオンライン化の状況 (2023年度の件数ベース) オンライン化 図書予約 施設予約 住民票の写し等 印鑑登録証明書 粗大ごみ受付 戸籍証明書 その他 非オンライン化 その他 こんな手続きもオンラインに対応 ●市民病院の初診予約 ●要介護の認定申請 ●転出届 図書の予約申込み  図書館の本の予約のほか、約17,000点の電子書籍が利用可能。 市民利用施設の利用予約申込み  スポーツ・文化施設等の予約も決済もオンラインで。 住民票の写しなど各種証明書の取得  各種証明書の申請も決済もオンラインで。 電子書籍貸出冊数 (月平均) 2021年度 4,931 2024年度 21,065 コンビニ交付サービス  住民票や印鑑証明書は、マイナンバーカードを使ってコンビニで取得できます。区役所の窓口よりも50円安く、開庁時間外でも利用できます。 子育てにスマホでゆとり時間を! パマトコ YOKOHAMA  昨年スタートした横浜市子育て応援アプリ「パマトコ」は、区役所での手続きがスマホでできるようになり、子育てに役立つ情報も届くなど、多くの方が利用しています。 パマトコ利用状況 【総登録者数】 78,250人 (2025年3月31日時点) 2024年度に妊娠・出産した約38,000人のうち 95%が登録 出産・妊婦健診費用助成申請の約50,000件のうち 99%がパマトコから申請 利用者の声 Before ●平日区役所に出向いて混雑の中手続きするのは面倒 ●書類をたくさん郵送するのは大変! ●どんなイベントや手続きがあるのか調べないとわからない… After パマトコ導入後 ●区役所に行かなくても申請できるのは子育て世代にとって本当にありがたい ●オンライン申請できるのはとても便利! ●「パマトコ」があると、自分で調べる時間がかからず助かる 今できることはこちら! ●オンライン申請 ●親子で楽しめるイベント検索 ●妊産婦・こどもの健康相談 ●外出時のお役立ち情報検索 今後さらに使いやすく! ●小学校や放課後預かりとの連絡 ●夏休みの預かり時の昼食注文 2025年度内に実施予定 詳しくはこちら 教育DXで新しい学びの形を! 家庭と学校の連絡をもっとスマートに  朝の電話での欠席連絡や、学校からの紙でのお知らせが、スマホで完結。 市立の全505校で導入し、40万人以上の保護者が利用しています。  13言語への自動翻訳機能も。 家庭⇔学校 欠席連絡 お便りのデジタル配信 アンケート 健康連絡帳 自動翻訳機能 ビッグデータが支える、一人ひとりに合わせた支援  一人一台のタブレット端末により、小・中学生26万人分のビッグデータを蓄積・分析。  学力調査の結果や、心身の変化に応じたきめ細やかな学びと学校生活をサポートします。 タブレット端末を児童が使用する様子▼ メタバースによる、場所にとらわれない学びと交流!  市立のグローバルモデル校(みなとみらい本町小学校、西金沢学園、東高等学校)では、インターネット上の仮想空間(メタバース)を活用した海外の学生との交流を実施。 今後は、全ての市立学校で、オンラインやバーチャル空間を取り入れた学びを広げて、より高い英語力や多様性を育みます。  小児がんで、登校や外出が難しい子どもたちの交流の場としてもメタバースを活用しています。 ▼メタバース上での交流空間 ▼西金沢学園でのベトナムとの交流授業の様子 コラム 生成AIに聞いてみた! 25年後の行政サービスってどうなる?  近年のAI(人工知能)の進化は目覚ましく、私たちの暮らしに、効率化と革新をもたらしています。  これからの未来の生活はどうなるのか? 生成AIに聞いてみました。 質問 自治体の手続きは急速にデジタル化が進んでいます。  25年後にどんな便利な未来が待っているか、予想してみてください。 パーソナルAIコンシェルジュ  住民一人ひとりにAIが紐づき、必要な支援や手続きを“通知”ではなく“提案”してくれる。 例 就学前の子どもがいると、保育園の空き情報や申請期限を事前に連絡 全手続きのAI自動化 & ノンストップ処理  引越しや出産など、住民のライフイベントを感知したAIが、必要な手続きを自動で実行。 例 引越し完了→ 新住所に応じた転入・転出・児童手当などを一括処理 ホログラム庁舎・バーチャル窓口  スマートグラスや部屋の壁面にホログラム(立体映像)で職員が出現し、まるで窓口にいるように相談できるように。 ユニバーサルアクセス対応  高齢者や障害のある方も、表情認識・音声・視線だけで手続きが完結。行政サービスに“アクセスできない人”が存在しない社会へ。 生成AIなどの最新技術は、今後も多くの活用が期待されています。 横浜市は、市民の皆さまの安心と暮らしやすさを第一に、 テクノロジーの力で、行政サービスをより便利に、より使いやすくしていきます。 問合せ デジタル統括本部デジタル・デザイン室 電話045-671-3321 ファクス045-550-3610