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ピースメッセンジャー都市
最終更新日 2024年11月6日
ピースメッセンジャー(平和の使途)
「ピースメッセンジャー(平和の使途)」は、過去の平和への取組実績や平和年への行事に顕著な貢献のあった自治体、団体や機関に対して、その功績をたたえるために授与される称号です。
国際連合創設40周年の記念日であった第40回国連総会(1985年10月24日)に、「1986年を国際平和年とする」ことが宣言され、国際平和年を記念する様々なプログラムの一つとして「ピースメッセンジャー(平和の使途)」の称号の授与が決定されました。
称号授与の初年度にあたる1987年(昭和62年)には、世界50都市、300団体に授与されました。その後も、1991年までは毎年「国際平和の日」に因んで、国際平和に貢献した都市・自治体に授与が行われました。
翌年の1988年(昭和63年)から、この称号を持つ都市が集まり「ピースメッセンジャー都市会議」を開催していましたが、1991年(平成3年)に「ピースメッセンジャー都市国際協会」を設立し、1992年(平成4年)以降、毎年、総会及び理事会を開催しています。2001年(平成13年)には、横浜市内で 第14回総会が開催されました。
ピースメッセンジャーの称号授与
横浜市は、都市と都市とが国際親善や相互理解を深めることが世界の平和につながるという考えのもと海外姉妹都市度との連携を長年にわたり進めてきました。また、国際連合によって国際平和年と定められた1986年(昭和61年)には、「国際平和年よこはま記念事業実行委員会」を組織して様々な国際平和に関する事業を実施しました。
それらの取組が評価され、1987年(昭和62年)に、広島市・長崎市とともに国際連合からピースメッセンジャーの称号を授与されました。以降、ピースメッセンジャー都市として、国際平和講演会の開催や平和に関するパネル展の開催、核実験を行ったあらゆる国に対して抗議文を送付するなどの取組を行っています。
教育委員会事務局では、よこはま子ども国際平和プログラムを行っていますが、その取組の一環として「よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト」を実施し、コンテストで市長賞を受賞した小中学生を「よこはま子どもピースメッセンジャー」に委嘱し、ニューヨークにある国連本部や国際機関等に派遣するなどの活動を行っています。
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