横浜型医療的ケア児・者等支援促進事業の取組状況について 大項目1横浜型医療的ケア児・者等コーディネーターの活動実績について 中項目1令和3年度相談支援について 小項目ア 相談人数のべ659人、うち新規376人 細項目ア 1拠点あたりの平均相談人数は109人で、2年度の94人より増えています。 細項目イ 令和3年度は令和2年度と同程度の新規相談を受けています。 ここに表が二つあります。 令和3年度及び令和2年度の相談件数をまとめた表です。 それぞれ列は拠点名、総数、新規の三つです。 令和3年度合計の表 拠点名青葉区、総数114件、新規89件 拠点名都筑区、総数81件、新規68件 拠点名鶴見区、総数57件、新規34件 拠点名旭区、総数118件、新規62件 拠点名南区、総数168件、新規62件 拠点名磯子区、総数121件、新規61件 合計総数659件、新規376件 表は以上です。 参考令和2年度合計の表 拠点名青葉区、総数97件、新規83件 拠点名都筑区、総数122件、新規104件 拠点名鶴見区、総数56件、新規39件 拠点名旭区、総数82件、新規52件 拠点名南区、総数115件、新規66件 拠点名磯子区、総数89件、新規55件 合計総数561件、新規399件 表は以上です。 小項目イ 相談方法 相談方法は、訪問の割合が増えています。 ここに表が二つあります。 令和3年度及び令和2年度の相談方法をまとめた表です。 列は相談内容、件数、パーセント、3ポイント以上の4列です。 「3ポイント以上」の列は、前年度と比べてパーセントが何ポイント増加または減少したかを表します。なお令和2年度の表に3ポイントの列はありません。 令和3年度合計の表 相談内容電話、件数491件、パーセント74.7パーセント、3ポイント以上減少 相談内容訪問、件数151件、パーセント23.0パーセント、3ポイント以上増加 相談内容面接、件数17件、パーセント2.6パーセント、3ポイント以上なし 表は以上です。 参考令和2年度合計の表 相談内容電話、件数443件、パーセント79.0パーセント 相談内容訪問、件数90件、パーセント16.0パーセント、 相談内容面接、件数28、パーセント5.0パーセント 表は以上です。 小項目ウ 相談対象者の年齢 年齢区分は、1歳から6歳未満の幼児、6歳から18歳未満の少年の割合が増えています。 ここに表が二つあります。 令和3年度及び令和2年度の相談対象者の年齢をまとめた表です。 列は相談対象者の年齢、件数、パーセント、3ポイント以上の4列です。 「3ポイント以上」の列は、前年度と比べてパーセントが何ポイント増加または減少したかを表します。なお令和2年度の表に3ポイントの列はありません。 令和3年度合計の表 相談対象者の年齢乳児(1歳未満)、件数56件、パーセント8.5パーセント、3ポイント以上なし 相談対象者の年齢幼児(1歳から6歳未満)と少年(6歳から18歳未満) 、件数462件、パーセント70.1パーセント、3ポイント以上増加 相談対象者の年齢18歳以上、件数103件、パーセント15.6パーセント、3ポイント以上なし 相談対象者の年齢不明、件数38件、パーセント5.8パーセント、3ポイント以上なし 合計、件数659件、パーセント100パーセント 表は以上です。 参考令和2年度合計 相談対象者の年齢乳児(1歳未満)、件数45件、パーセント8.0パーセント 相談対象者の年齢幼児(1歳から6歳未満)と少年(6歳から18歳未満)、件数377件、パーセント67.2パーセント 相談対象者の年齢18歳以上、件数90件、パーセント16.0パーセント 相談対象者の年齢不明、件数49件、パーセント8.7パーセント 合計、件数561件、パーセント100パーセント 表は以上です。 小項目エ 相談者のべ数と相談内容、重複回答可 細項目ア 相談件数は「家族」が最も多く、相談内容は「福祉サービス」が最も多いです。 細項目イ 家族からの相談内容は、1「保育園・幼稚園等」、2「福祉サービス」、3「学校」の順に多くなっています。 1「保育・幼稚園等」については、入園等に関する相談が増加しており、医療的ケア児の受け入れ先拡大等に向けて引き続き取り組みます。報告事項2参照。 2「福祉サービス」については、より詳細な相談内容が把握できるよう集計方法を検討します。なお、現在、多機能型拠点の5館目の整備を進め、福祉サービスの充実を図っているところです。 3「学校」については、未就学かつ低年齢の医療的ケア児が将来の就学に備えて早めに相談する例などが増の一因であり、就学前年度に行っている就学相談だけではなく、医療的ケア児については低年齢児の相談を引き継いで受けられるような体制づくりを検討していきます。 ここに表が二つあります。 令和3年度及び令和2年度の相談者と相談内容をまとめた表です。 列は相談者、人数、退院調整、かかりつけ医の紹介、年齢移行、訪看、レスパイト、福祉サービス、保育園・幼稚園、学校、その他、合計の12列です。 令和3年度合計の表 相談者家族、人数218人、退院調整6件、かかりつけ医の紹介8件、年齢移行3件、訪看25件、レスパイト15件、福祉サービス46件、保育園・幼稚園58件、学校33件、その他63件、合計257件 相談者病院、人数105人、退院調整38件、かかりつけ医の紹介11件、年齢移行1件、訪看26件、レスパイト7件、福祉サービス18件、保育園・幼稚園14件、学校10件、その他23件、合計148件 相談者訪看、人数68人、退院調整3件、かかりつけ医の紹介1件、年齢移行3件、訪看4件、レスパイト4件、福祉サービス19件、保育園・幼稚園1件、学校9件、その他35件、合計79件 相談者区役所、人数55人、退院調整2件、かかりつけ医の紹介0件、年齢移行1件、訪看9件、レスパイト10件、福祉サービス11件、保育園・幼稚園17件、学校2件、その他16件、合計68件 相談者福祉施設、人数54人、退院調整2件、かかりつけ医の紹介2件、年齢移行0件、訪看9件、レスパイト1件、福祉サービス7件、保育園・幼稚園6件、学校1件、その他29件、合計57件 相談者学校、人数35人、退院調整0件、かかりつけ医の紹介2件、年齢移行2件、訪看0件、レスパイト3件、福祉サービス5件、保育園・幼稚園0件、学校2件、その他22件、合計36件 相談者基幹相談支援センター、人数34人、退院調整3件、かかりつけ医の紹介6件、年齢移行0件、訪看19件、レスパイト4件、福祉サービス8件、保育園・幼稚園0件、学校1件、その他10件、合計51件 相談者計画相談支援事業所、人数27人、退院調整1件、かかりつけ医の紹介0件、年齢移行1件、訪看7件、レスパイト6件、福祉サービス9件、保育園・幼稚園0件、学校5件、その他13件、合計42件 相談者療育センター、人数12人、退院調整0件、かかりつけ医の紹介0件、年齢移行1件、訪看5件、レスパイト2件、福祉サービス3件、保育園・幼稚園1件、学校4件、その他2件、合計18件 相談者教育委員会、人数6人、退院調整1件、かかりつけ医の紹介0件、年齢移行0件、訪看0件、レスパイト0件、福祉サービス0件、保育園・幼稚園0件、学校5件、その他0件、合計6件 相談者地域子育て支援拠点、人数5人、退院調整0件、かかりつけ医の紹介0件、年齢移行0件、訪看0件、レスパイト0件、福祉サービス0件、保育園・幼稚園2件、学校0件、その他3件、合計5件 相談者本人、人数4人、退院調整0件、かかりつけ医の紹介0件、年齢移行0件、訪看1件、レスパイト0件、福祉サービス1件、保育園・幼稚園0件、学校0件、その他2件、合計4件 相談者保育所、人数4人、退院調整0人、かかりつけ医の紹介0件、年齢移行0件、訪看0件、レスパイト0件、福祉サービス1件、保育園・幼稚園0件、学校0件、その他3件、合計4件 相談者診療所、人数2人、退院調整0人、かかりつけ医の紹介0件、年齢移行0件、訪看0件、レスパイト0件、福祉サービス0件、保育園・幼稚園0件、学校0件、その他2件、合計2件 相談者ケースワーカー、人数0人、退院調整0件、かかりつけ医の調整0件、年齢移行0、訪看件0、レスパイト0件、福祉サービス0件、保育園・幼稚園0件、学校0件、その他0件、合計0件 相談者その他、人数30人、退院調整2件、かかりつけ医の調整3件、年齢移行1件、訪看8件、レスパイト1件、福祉サービス6件、保育園・幼稚園4件、学校2件、その他14件、合計41件 合計、人数659人、退院調整58人、かかりつけ医の調整33件、年齢移行13件、訪看113件、レスパイト53件、福祉サービス134件、保育園・幼稚園103件、学校74件、その他237件、合計818件 表は以上です。 令和2年度合計の表 相談者家族、人数162人、退院調整3件、かかりつけ医の紹介7件、年齢移行3件、訪看26件、レスパイト20件、福祉サービス40件、保育園・幼稚園38件、学校16件、その他45件、合計198件 相談者病院、人数114人、退院調整55件、かかりつけ医の紹介10件、年齢移行3件、訪看35件、レスパイト11件、福祉サービス19件、保育園・幼稚園5件、学校2件、その他25件、合計165件 相談者訪看、人数74人、退院調整1件、かかりつけ医の紹介2件、年齢移行0件、訪看9件、レスパイト12件、福祉サービス24件、保育園・幼稚園4件、学校7件、その他25件、合計84件 相談者区役所、人数48人、退院調整1件、かかりつけ医の紹介2件、年齢移行1件、訪看9件、レスパイト8件、福祉サービス12件、保育園・幼稚園6件、学校0件、その他17件、合計56件 相談者福祉施設、人数39人、退院調整0件、かかりつけ医の紹介2件、年齢移行3件、訪看3件、レスパイト2件、福祉サービス9件、保育園・幼稚園2件、学校0件、その他16件、合計37件 相談者学校、人数20人、退院調整0件、かかりつけ医の紹介2件、年齢移行2件、訪看0件、レスパイト1件、福祉サービス1件、保育園・幼稚園1件、学校1件、その他11件、合計19件 相談者計画相談支援事業所、人数19人、退院調整2件、かかりつけ医の紹介3件、年齢移行4件、訪看4件、レスパイト1件、福祉サービス9件、保育園・幼稚園1件、学校1件、その他6件、合計31件 相談者基幹相談支援センター、人数18人、退院調整0件、かかりつけ医の紹介2件、年齢移行0件、訪看6件、レスパイト0件、福祉サービス6件、保育園・幼稚園0件、学校0件、その他4件、合計18件 相談者療育センター、人数14人、退院調整0件、かかりつけ医の紹介1件、年齢移行1件、訪看6件、レスパイト7件、福祉サービス9件、保育園・幼稚園2件、学校1件、その他2件、合計29件 相談者本人、人数7人、退院調整0件、かかりつけ医の紹介0件、年齢移行0件、訪看1件、レスパイト1件、福祉サービス1件、保育園・幼稚園0件、学校0件、その他3件、合計6件 相談者診療所、人数5人、退院調整0人、かかりつけ医の紹介2件、年齢移行0件、訪看3件、レスパイト2件、福祉サービス1件、保育園・幼稚園0件、学校1件、その他4件、合計13件 相談者保育所、人数3人、退院調整0人、かかりつけ医の紹介0件、年齢移行0件、訪看0件、レスパイト0件、福祉サービス0件、保育園・幼稚園0件、学校0件、その他3件、合計3件 相談者地域子育て支援拠点、人数2人、退院調整0件、かかりつけ医の紹介0件、年齢移行0件、訪看0件、レスパイト0件、福祉サービス0件、保育園・幼稚園1件、学校0件、その他1件、合計2件 相談者教育委員会、人数1人、退院調整0件、かかりつけ医の紹介0件、年齢移行0件、訪看0件、レスパイト0件、福祉サービス0件、保育園・幼稚園0件、学校0件、その他1件、合計1件 相談者ケースワーカー、人数1人、退院調整0件、かかりつけ医の調整0件、年齢移行0、訪看件0、レスパイト0件、福祉サービス0件、保育園・幼稚園0件、学校0件、その他1件、合計1件 相談者その他、人数34人、退院調整1件、かかりつけ医の調整1件、年齢移行0件、訪看8件、レスパイト0件、福祉サービス8件、保育園・幼稚園4件、学校1件、その他15件、合計38件 合計、人数561人、退院調整63人、かかりつけ医の調整34件、年齢移行17件、訪看110件、レスパイト65件、福祉サービス139件、保育園・幼稚園64件、学校30件、その他179件、合計701件 表は以上です。 小項目オ 連携先  連携先としては、「保育園・幼稚園」が増えていますが、全体的に大きく変化はありませんでした。 ここに表が二つあります。 令和3年度及び令和2年度の連携先をまとめた表です。 列は連携先、件数、パーセント、3ポイント以上の4列です。 「3ポイント以上」の列は、前年度と比べてパーセントが何ポイント増加または減少したかを表します。なお令和2年度の表に3ポイントの列はありません。 令和3年度合計の表 連携先訪問看護ステーション、件数228件、パーセント23.5パーセント、3ポイント以上なし 連携先病院、件数165件、パーセント17.0パーセント、3ポイント以上なし 連携先福祉保健センター、件数157件、パーセント16.2パーセント、3ポイント以上なし 連携先相談支援事業所、件数70件、パーセント7.2パーセント、3ポイント以上なし 連携先障害福祉サービス事業所、件数69件、パーセント7.1パーセント、3ポイント以上なし 連携先保育園・幼稚園、件数61件、パーセント6.3パーセント、3ポイント以上なし 連携先基幹相談支援センター、件数47件、パーセント4.8パーセント、3ポイント以上なし 連携先療育センター、件数37件、パーセント3.8パーセント、3ポイント以上なし 連携先診療所、件数30件、パーセント3.1パーセント、3ポイント以上なし 連携先小・中学校、件数29件、パーセント3.0パーセント、3ポイント以上なし 連携先特別支援学校、件数26件、パーセント2.7パーセント、3ポイント以上なし 連携先多機能拠点、件数18件、パーセント1.9パーセント、3ポイント以上なし 連携先特総センター、件数16件、パーセント1.6パーセント、3ポイント以上なし 連携先地活ホーム、件数9件、パーセント0.9パーセント、3ポイント以上なし 連携先入所施設、件数8件、パーセント0.8パーセント、3ポイント以上なし 連携先地域ケアプラザ、件数2件、パーセント0.2パーセント、3ポイント以上なし 連携先訪問教育、件数0件、パーセント0.0パーセント、3ポイント以上なし 合計、件数972件、パーセント100パーセント 表は以上です。 令和2年度合計の表 連携先訪問看護ステーション、件数180件、パーセント23.7パーセント 連携先病院、件数121件、パーセント15.9パーセント 連携先福祉保健センター、件数138件、パーセント18.2パーセント 連携先相談支援事業所、件数57件、パーセント7.5パーセント 連携先障害福祉サービス事業所、件数50件、パーセント6.6パーセント 連携先保育園・幼稚園、件数28件、パーセント3.7パーセント 連携先基幹相談支援センター、件数36件、パーセント4.7パーセント 連携先療育センター、件数37件、パーセント4.9パーセント 連携先診療所、件数35件、パーセント4.6パーセント 連携先小・中学校、件数16件、パーセント2.1パーセント 連携先特別支援学校、件数22件、パーセント2.9パーセント 連携先多機能拠点、件数15件、パーセント2.0パーセント 連携先特総センター、件数5件、パーセント0.7パーセント 連携先地活ホーム、件数12件、パーセント1.6パーセント 連携先入所施設、件数7件、パーセント0.9パーセント 連携先地域ケアプラザ、件数1件、パーセント0.1パーセント 連携先訪問教育、件数0件、パーセント0.0パーセント 合計、件数760件、パーセント100パーセント 表は以上です。 小項目カ 拠点別相談数  細項目ア 鶴見、南、旭、磯子、青葉の5拠点では、自区の相談実績が1番多くなっています。 細項目イ 都筑拠点では、港北区の相談実績が1番多くなっています。 ここに表があります。 令和3年度コーディネーター拠点別相談件数の表です。 列は、拠点名、鶴見、神奈川、西、中、南、港南、保土ケ谷、旭、磯子、金沢、港北、緑、青葉、都筑、戸塚、栄、泉、瀬谷、不明等、合計の21列です。 区名は相談者の居住区です。また、相談があった区の件数のみ記載しています。 拠点名鶴見、鶴見33件、神奈川22件、不明等2件、合計57件 拠点名南、神奈川1件、西23件、中32件、南83件、金沢1件、緑1件、戸塚19件、不明等8件、合計168件 拠点名旭、保土ケ谷24件、旭41件、泉18件、瀬谷32件、不明等3件、合計118件 拠点名磯子、中2件、港南27件、旭1件、磯子34件、金沢29件、戸塚2件、栄17件、不明等9件、合計121件 拠点名青葉、港北2件、緑16件、青葉91件、都筑2件、不明等3件、合計114件 拠点名都筑、西2件、港北45件、青葉1件、都筑28件、戸塚1件、不明等4件、合計81件 表は以上です。 中項目2コーディネーターの支援とネットワークづくり 小項目ア コーディネーター定例会 細項目ア コーディネーターと本市4局担当者、医師会担当者で月1回定例会を行っています。定例会では各種制度等の情報共有や調整状況の共有、事例検討などを行っています。 細項目イ 相談ケースは課題が複雑で様々な関係機関が関わるものも多く、コーディネーターが調整役としてどう関わればよいのか、事例検討を通して役割の再確認を行っています。 細項目ウ 7回行った事例検討のうち1回は、横浜市総合リハビリテーションセンターが参加し、在宅リハビリテーション事業を通した連携とコーディネーターの役割について意見交換を行いました。 細項目エ 関係機関が医療関係者ではない場合、コーディネーターに必要以上の役割が期待されることもあります。関係機関へコーディネーターの役割を周知し、適切な役割分担を行っていく必要があります。 小項目イ 地域でのネットワーク形成と普及啓発 関係の連絡会や研修会等にコーディネーターが出席し、本事業の普及啓発を行うとともに、関係機関の連携強化や、地域の支援者への助言・技術支援なども行っています。 細項目ア コーディネーターが出席した連絡会等 区自立支援協議会(重心部会等)、区訪問看護連絡会、医ケア児・者、重心児・者相談会、医ケア児の親の会、重心児の親の会、区認可保育園園長会 細項目イ コーディネーターが訪問した関係機関等 地域活動ホーム、横浜市歯科保健医療センター、放課後等デイサービス事業所 細項目ウ 地域の支援者への助言・技術指導等 訪問看護ステーション、重心児・者連絡会研修会、病院看護師への実習研修、放課後等デイサービス事業者 大項目2コーディネーターの養成について 現在の1拠点に1名のコーディネーターの体制ですが、コーディネーターが長期で不在となった場合等に、対応する人材の養成を行います。 なお、コーディネーター候補者は、令和4年度に「横浜型医療的ケア児・者等コーディネーター養成研修」を受講し、令和5年度から各拠点に配置します。 中項目1コーディネーター候補者について 鶴見区・青葉区・都筑区及び旭区コーディネーター拠点を設置している区医師会訪問看護ステーションに所属する訪問看護師4名 中項目2コーディネーター養成の研修について 「横浜型医療的ケア児・者等コーディネーター養成研修」は、国の「医療的ケア児等コーディネーター養成研修」のカリキュラムだけでなく、医療機関・福祉施設・学校等での実地研修を加えた内容としています。 参考 横浜型医療的ケア児・者等コーディネーターの養成研修 ここに表があります。 列は研修名、内容等、受講時間の3列です。 研修名 実地研修、一部座学を含む、横浜市独自研修、横浜市医師会に委託。 内容等 医療機関・福祉施設・学校等において座学及び実地研修を行う研修。新型コロナウイルス感染症対策のため、規模を縮小して実施しています。 受講時間 約110時間 研修名 横浜市医療的ケア児・者等支援者養成研修、横浜市独自の研修、横浜市医師会に委託。 内容等 国の「医療的ケア児等コーディネーター養成研修」に、横浜独自の内容を盛り込んだ研修。本資料大項目3中項目3参照。 受講時間 約56時間 研修名 神奈川県障害者相談支援従事者初任者研修、横浜市域分を横浜市が実施 内容等 相談支援専門員(計画相談)として従事する職員を養成する必須の研修 受講時間 約49時間 研修名 小児訪問看護・重症心身障害児者看護研修、横浜市独自研修、神奈川県・川崎市との共催、神奈川県看護協会に委託。 内容等 重症心身障害児・者及び家族に対して地域での生活を支える看護活動に必要な知識・技術の向上を図り質の高い看護を提供することを目的とした研修 受講時間 約33時間 表は以上です。 大項目3各種研修の実施状況について 中項目1コーディネーターのフォローアップ研修 小項目ア 対象者 横浜型医療的ケア児・者等コーディネーター6人 小項目イ 目的 細項目ア コーディネーターの役割を確認し、活動について振り返る機会をもつ。 細項目イ 医ケア児・者等の支援体制の現状を共有し、必要な資源について把握する。 中項目ウ 時期・内容 下半期に開催予定 中項目2支援者フォローアップ研修 小項目ア 対象者 医療的ケア児・者支援者養成研修受講者 小項目イ 目的 細項目ア 支援者に継続して地域で活躍してもらうために、支援、連携に必要な、現場で知りたい内容等について伝え、継続的にフォローする。 細項目イ コーディネーターと地域の支援者が顔が見え、連携できる関係を作る。 小項目ウ 時期・内容 下半期に開催予定 中項目3横浜型医療的ケア児・者等支援者養成研修 小項目ア 対象者 市内訪問看護ステーション所属の訪問看護師、障害福祉サービス事業所、保育園・幼稚園・学校・医療機関等で従事する方の中で医療的ケア児・者等の支援に関心がある方。定員50名。 注釈スポット受講は定員を設けず、ZOOMでの参加が可能。 小項目イ 目的 「横浜型医療的ケア児・者等支援者」として、医療的ケア児・者等支援及び多職種連携についての基礎的知識の習得し、医療的ケア児・者等支援に関する医療・福祉・教育等に関する知識及び関係者との連携について学習する。 注釈本研修を全講座来場で受講し、修了した方には、「横浜型医療的ケア児・者等支援者養成研修」修了証書を交付します(「要医療児者支援体制加算」の算定要件の一部です)。 小項目ウ 時期 令和4年5月24日(火曜日)から12月17日(土曜日)まで 16講座、全8日間   中項目4横浜型医療的ケア児・者等支援者養成見学実習 小項目ア 対象者 横浜型医療的ケア児・者等支援者養成研修修了者及び横浜市が認める者。定員45名。注釈横浜型医療的ケア児・者等支援者養成研修修了者が所属する施設に従事している職員、医療的ケア児・者の受入れが決定している施設の職員等 小項目イ 目的 横浜型医療的ケア児・者等支援者養成研修修了者等が、必要な知識・技術の習得のために訪問看護ステーション等で見学実習を行い、自身が所属する施設・事業所等において、医療的ケア児・者等の受入れを進める。 小項目ウ 内容 細項目ア 習得したい医療的ケアを実践している訪問看護ステーションの看護師に同行し、医療的ケアの準備から実践、観察ポイントや家族のやりとり等、説明の様子を見学する。 細項目イ 医療的ケア児・者が利用予定の施設に講師である訪問看護ステーションの看護師が伺い、医療的ケアの実践、観察ポイント等についてのアドバイスや情報交換を行う。 小項目エ 時期 令和4年6月末から令和5年3月末まで。令和4年6月末から募集開始。