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臨床工学部

最終更新日 2025年4月1日

臨床工学部の紹介

 臨床工学技士(Clinical Engineer)は医療機器の専門職として医師、看護師などの医療職種とともに最善の医療を行うために、病院で使用する医療機器の管理や生命維持管理装置である人工呼吸器等の医療機器の操作を患者さんとの関わりをもちながら適正に動作しているかを評価いたします。

臨床工学部体制

 臨床工学部部長(副病院長(医師)が兼務)1名、係長1名、職員2名(臨床工学技士計3名)

業務紹介

医療機器管理業務

 医療機器安全管理責任者のもと、医療機器管理システムを用いて約1800台あまりの医療機器を管理しております。
 臨床工学部では医療機器は購入から廃棄するまでの一貫とした管理体制を構築し、院内における医療機器管理の中心的役割を担い保守点検計画、医療機器安全管理研修の実施、医療機器安全管理情報の管理を行っております。

呼吸療法業務

 人工呼吸管理を行っている患者さんの呼吸管理を行います。在宅で人工呼吸器を使用する患者さんへの支援も行っております。
 医師、看護師、臨床工学技士の多職種で活動する呼吸サポートチーム(RST)の一員として毎週活動を行っております。

手術室業務

 手術室で使用する医療機器の管理と自己血回収装置やナビゲーション装置の操作を行っております。
  *自己血回収装置とは、手術による輸血や関連する感染リスクを低減するため出血している血液を装置で回収し洗浄後に使用します。
  *ナビゲーション装置とは、手術で使用する機材の位置情報を反映し進行方向が正しいのかを確認した上で手術手技を行います。

血液浄化療法

 血液浄化療法が必要な患者さんに対して病棟の一部を利用して、血液透析や血漿交換を実施しております。
  *血液透析とは、体内の老廃物、水分を除去するための治療です。
  *血漿交換とは、血液から血漿を分離して血漿成分を交換するための治療です。

在宅使用する医療機器の導入支援業務

 人工呼吸器、酸素濃縮器(HOT:home oxygen therapy)、CPAP装置(Continuous positive airway pressure療法)の導入支援を行っております。
  *酸素濃縮器とは、大気圧下の酸素濃度では呼吸不全を来す患者さんに対して、酸素濃度90%以上の空気を作りあげる装置のことである。
  *CPAPとは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者に対し持続陽圧呼吸療法を行う事で上気道の閉塞を解除する装置のことである。

チーム医療活動

① 呼吸サポートチーム(RST)
② モニタアラームコントロールチーム(MACチーム)
③ 救急サポートチーム(EST)
④ リスクマネージメント

リンク

このページへのお問合せ

横浜市立脳卒中・神経脊椎センター

電話:045-753-2500(代表)

電話:045-753-2500(代表)

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ページID:672-068-656

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