感染症に気をつけよう。 2025年3月号、2025年3月17日発行。 1、横浜市の感染症流行状況。 ア、感染性胃腸炎。 例年の同時期に比べると患者数は多めで、集団発生の報告もありました。 イ、新型コロナウイルス感染症。 2024年12月以降は、ほぼ横ばいで推移しています。 ウ、百日咳。 2024年秋頃より患者数は増加傾向です。学校内で感染が広がったと考えられる例もありました。 エ、ましん。 はしかとも言われる感染症です。横浜市では、2022年以来の発生となりました。 2、今月のトピック。 百日咳について。 長引く咳に注意しましょう。 百日咳は、激しい咳が特徴の感染症です。最初は風邪のような症状ですが、徐々に咳が強くなっていきます。回復までに3か月ほどかかることもあります。 定期予防接種の対象となっているお子様は、適切な時期に予防接種を受けましょう。手洗いなど、基本的な感染対策も大切です。 咳の症状が続くときは、早めに医療機関を受診しましょう。