感染症に気をつけよう。 2025年8月号、2025年8月15日発行。 1、横浜市の感染症流行状況。 ア、新型コロナウイルス感染症   今年1月以降患者数は減少し、横ばいの状態が続いていましたが、6月中旬以降増加に転じています。注意が必要です。 イ、伝染性紅斑。   リンゴ病とも言われる感染症です。流行中です。昨年6月頃よりの増加傾向が続いており、患者数が多い状態です。 ウ、百日咳。   患者数の増加が依然として続いています。10歳未満から80歳代と幅広い年齢層で 報告があります。 エ、腸管出血性大腸菌感染症。   気温が高くなる季節に患者数が増加する疾患です。7月から患者数が増加しています。 2、今月のトピック。 夏を安全に楽しみましょう。 夏は帰省、レジャー、旅行など楽しいことがたくさんあります。楽しい夏の思い出を作るためにも体調管理と感染対策をしっかりと行いましょう。 大勢の人が集まる場所、例えばイベント会場や観光地、移動時の人ごみでは基本的な感染対策をとることが大切です。 手洗い、咳エチケットなど可能な範囲で行いましょう。 虫が媒介する感染症もありますので、蚊やダニなどに注意が必要です。虫除け剤を使用したり、肌の露出を控えることで対策をしましょう。 そして、体調が悪いと感じた時には無理せず休息をとり、体調管理をしっかりと行いましょう。 気温が高い日が続きます。こまめに水分をとり、熱中症による健康被害を防ぎましょう。