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子宮頸がん検診 HPV検査
最終更新日 2025年4月18日
- 「がん」と聞くとシニア世代の病気と思われがちですが、子宮頸がんは若い女性に多く、30~40代ががんにかかるピークです。
- 横浜市は、欧米で推奨されている子宮頸がん検査(HPV検査)を、令和7年1月から全国で初めて導入しました。がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)に感染しているかどうかを調べ、リスクのある人へのフォローを行うことで、より確実ながんの早期発見につながります。
HPV検査
HPV検査の受診には「受診券バーコードシール」が必要です!
- HPV検査の受診には、HPV検査のご案内(受診券バーコードシール)と本人確認書類(マイナ保険証等)が必要です。対象者には、令和7年1月までに受診券バーコードシールをお送りしています。
- 紛失してしまった場合は、けんしん専用ダイヤルにお電話ください。1週間~10日で再発行し、ご自宅に郵送します。
- 受診券バーコードシールに有効期限はありませんが、お早めの受診をおすすめします。
HPV検査のご案内(受診券バーコードシール)
HPV検査 ご案内 封筒
対象者
令和7年4月1日時点で30歳~60歳の方※
(生年月日:昭和39年(1964年)4月2日~平成7年(1995年)4月1日生まれの方)
※令和6年4月から12月末までに横浜市子宮頸がん検診(細胞診)を受診した方を除く。令和6年4月から12月末までに受診した方は、令和8年度に受診できます。
- 初回のHPV検査は対象年齢であれば、いつでも受けられます。2回目以降の受診時期は、年齢・検査結果に応じて異なりますので、次回受診時期(ページ内リンク)をご確認ください。
- 上記以外の年齢(20-29歳、61歳以上)の方は、子宮頸がん検診(細胞診)を受けることができます。
費用
- 自己負担額 2,000円 ※費用が免除になる場合があります。詳細は費用が免除になる方をご確認ください。
注意事項
- 医師が必要と判断し、より詳細な検査などを保険診療としてあわせて行う場合、上記の金額のほかに費用がかかる場合があります。詳細は医療機関にご確認ください。
- 検診の結果、「要精密検査」になった場合、精密検査は保険診療となるため、別途費用がかかります。
- がん検診にはメリット・デメリットがあります。詳細は日本対がん協会(外部サイト)のページをご確認ください。
HPV検査の検査内容
HPV感染と子宮頸がんの発生の流れ
- 子宮の入り口(子宮頸部)の細胞が、がんの原因ウイルスHPV(ヒトパピローマウイルス)に感染していないかを調べます。HPV検査の結果、HPVへの感染が認められた場合には、細胞ががん化していないか状態を調べる「細胞診検査」を行います(検査での再度の受診は不要)。細胞診検査の結果に応じて、1年後の再検査または精密検査となります。2回目以降の検査時期は、年齢・検査結果によって異なります。詳しくは、次回受診時期をご覧ください。
- 心配な症状がある時は、がん検診を待つことなく婦人科などの医療機関を受診しましょう。
受診間隔
- HPV検査は、原則として、受診間隔は30歳から5歳刻みの節目年齢(30歳、35歳、40歳…60歳)となります。ただし、横浜市では令和7年1月からHPV検査を導入し現在は導入当初の経過期間にあたるため、初回は節目年齢でなくても受診可能です。また、2回目の検診受診時期は、検査結果・年齢によって異なります。なお、初回のHPV検査でHPV陰性(-)だった方については、2回目は節目年齢で受けていただくため、間隔が5年に満たない場合があります。
次回受診時期
HPV検査は、初回の検査結果により次回受診時期が異なります。
HPV検査 | 細胞診(HPV陽性(+)の方に自動的に行われます) | 最終検査結果 | 次回受診時期と検査内容 |
---|---|---|---|
陽性(+) | 異常あり | 要確定精検 | 速やかに婦人科で詳しい検査(精密検査) |
陽性(+) | 異常なし | 要追跡検査 | 1年後にHPV検査
|
陰性(-) | 実施しません | 精検不要 | 1~5年後にHPV検査
|
初回のHPV検査が陰性(-)の場合の2・3回目の受診年齢早見表
- 3回目の受診年齢については、2回目の受診でHPV検査陰性(-)だった場合の受診間隔です。
- 4回目以降についても同様に60歳まで節目年齢でご受診いただけます。
- 60歳の方がHPV検査を受診し陰性(-)だった場合、次回の受診は65歳となり、HPV検査でなく2年度に1度細胞診検査を受診いただけます。
初回受診年齢 | 2回目受診年齢 | 3回目受診年齢 |
---|---|---|
令和7年4月1日時点の年齢 | 各年4月1日時点の年齢 | 各年4月1日時点の年齢 |
30 | 35 | 40 |
31 | 35 | 40 |
32 | 35 | 40 |
33 | 35 | 40 |
34 | 35 | 40 |
35 | 40 | 45 |
36 | 40 | 45 |
37 | 40 | 45 |
38 | 40 | 45 |
39 | 40 | 45 |
40 | 45 | 50 |
41 | 45 | 50 |
42 | 45 | 50 |
43 | 45 | 50 |
44 | 45 | 50 |
45 | 50 | 55 |
46 | 50 | 55 |
47 | 50 | 55 |
48 | 50 | 55 |
49 | 50 | 55 |
50 | 55 | 60 |
51 | 55 | 60 |
52 | 55 | 60 |
53 | 55 | 60 |
54 | 55 | 60 |
55 | 60 | 65歳以降2年度ごとに細胞診 |
56 | 60 | 65歳以降2年度ごとに細胞診 |
57 | 60 | 65歳以降2年度ごとに細胞診 |
58 | 60 | 65歳以降2年度ごとに細胞診 |
59 | 60 | 65歳以降2年度ごとに細胞診 |
60 | 65歳以降2年度ごとに細胞診 | 65歳以降2年度ごとに細胞診 |
参考
横浜市からのご案内
- 受診する際は、必ずご案内に同封されているチラシ(PDF:1,474KB)をご一読ください。
- あわせて、国立がん研究センターのリーフレット(PDF:2,140KB)もお読みください。
横浜市HPVご案内チラシ(表)
横浜市HPVご案内チラシ(裏)
子宮頸がん、がん検診などの情報
がんの情報について詳しく知りたい方は 国立がん研究センター(外部サイト)のページをご覧ください。
問い合わせ先
横浜市けんしん専用ダイヤル
- 受付時間:8時30分~17時15分(日曜・祝日・年末年始を除く)
- 電話:045-664-2606
- ファックス:045-664-3851
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このページへのお問合せ
横浜市けんしん専用ダイヤル
電話:045-664-2606
電話:045-664-2606
ファクス:045-664-3851
メールアドレス:ir-kenshin@city.yokohama.lg.jp
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