全体版 第5期 こうなん区地域福祉保健計画 愛称 港南ひまわりプラン 計画期間 令和8年度から12年度まで 2026年度から2030年度まで 港南区地域福祉保健推進協議会 港南区地域ケアプラザ 港南区社会福祉協議会 港南区役所 第5期 港南ひまわりプラン 素案 港南ひまわりプランは港南区地域福祉保健計画の愛称です。 目次 1 こうなんひまわりプランとは 2ページ (1) 港南ひまわりプランって? (2) なぜ、港南ひまわりプランが必要なの? (3) どのように、港南ひまわりプランの内容を進めていくの? 2 第5期港南ひまわりプラン(区計画)において目指すこと 4ページ (1) 基本理念 (2) 目標 (3) 目標達成に向けた4つのアクション (4) 推進の主な視点 (5) 第5期港南ひまわりプラン(区計画)の全体像と4つのアクションの取組例 3 第5期港南ひまわりプラン(地区別計画)について 11ページ 4 第5期港南ひまわりプラン(区計画)ができるまで 12ページ (1) こうなん区地域福祉保健推進協議会 (2) 港南ひまわりプランの推進と区民の皆さまからいただいたご意見 (3) 第4期を振り返って 5 第5期港南ひまわりプランの推進について 15ページ (1) 区計画の推進体制 (2) 地区別計画の推進体制 (3) スケジュール 6 こうなんひまわりプランの成長記録 16ページ 7 おわりに 17ページ ※ 見出しを除き、この素案の中では、第5期港南ひまわりプラン(第5期港南区地域福祉保健計画)を「第5期計画」と表しています。第4期計画等も同様です。 ※ 「障害」の表記について、第3期計画から制度や組織・団体の名称など固有名詞として使われる場合以外は、「しょうがい」(「がい」は平仮名)と表記することとしています。第5期計画においても継承していきます。 1 こうなんひまわりプランとは (1) 港南ひまわりプランって? 誰もが住み慣れた地域で安心して健やかに生活できるよう、一人ひとりが意識し、お互いに支えあえる関係の充実を目指し、区民の皆さん・活動団体・行政等が協力して、地域をみんなでより良くしていくための計画です。 一人ひとりができることをやる みんなで地域をより良くする つながり支えあいの充実を目指す このため、福祉・保健に関係する活動だけではなく、防災・防犯・まちの美化活動や地域のお祭り・イベントなど、日常的な地域活動すべてをこの計画の対象としています。 そして、この計画は、地域のつながりや支えあいの充実に向けた取組内容を示し、誰もが自分のこととして考え、できることから始めるためのいわば「道しるべ」として位置づけています。 地域福祉保健計画は、社会福祉法(第107条)によって、市町村が策定することとされています。横浜市では、全市域を対象とした「横浜市地域福祉保健計画」と区の特性に合わせた「区地域福祉保健計画」を策定しています。また、区内の地区別の課題に対応するため、地区が主体となり推進する「地区別計画」を協働で策定しています。 地域福祉保健計画の概念図 横浜市地域福祉保健計画  ・市としての基本理念や方向性を示す  ・区の取組の支援策等 港南ひまわりプラン(港南区地域福祉保健計画) 区計画 区全体の課題を踏まえた取組を示す 地区別計画 地区ごとの特性や課題を踏まえた取組を示す ○今回は、主に「区計画」の内容について意見募集します。 (2) なぜ、港南ひまわりプランが必要なの? 「地域のつながり」や「支えあい」を深め、一人ひとりが身近な地域で安心して健やかに暮らしていくためには、区民の皆さん・活動団体・行政等が協働でより良い地域づくりを進めていくことが求められます。 そのため、それぞれができることを考える機会をつくり、そして、取組を行っていくためにも計画は重要な役割を担っています。 背景 高齢社会の急速な進展やライフスタイルの多様化など、私たちを取り巻く環境は大きく変化しています。また、いわゆる、はちまる・ごうまる問題やひきこもり、ヤングケアラー、貧困問題、災害対策、新興感染症への対応など、生活課題は複雑になる一方、地域のつながりは希薄化しています。 社会の変化に対応すべく、公的サービスや民間サービスも多様化し、充実してきていますが、これらと合わせて、人と人との関係や区民の皆さんの助け合いで、地域を支えていく共助の仕組みが必要です。 (3) どのように、港南ひまわりプランの内容を進めていくの? 区民の皆さん・活動団体・行政等が、港南ひまわりプランの目標に向かって、それぞれの立場でできることを連携・協力して進めていきます。 2 第5期港南ひまわりプラン(区計画)において目指すこと (1) 基本理念  ふだんの くらしを しあわせに  こうなん区では、第1期計画(平成18年度から22年度まで)「ふだんの くらしを しあわせに」を基本理念としてきました。第5期計画においても、この基本理念を継承し、誰もがしあわせに暮らせる地域をみんなでつくりだすことを目指します。 (2) 目標  笑顔でくらせるまちをつくろう  地域のなかで誰かと出会い、知り合う中で共感し、自分ができることに取り組み、みんながお互いに思いやり、支えあうことができるまちとして、誰もが笑顔で暮らすことのできるまちを思い描いています。 (3) ⽬標達成に向けた4つのアクション 「知る」「つながる」「できることをやる」「支えあう」 人と人が出会い、知り合い、対話をする多くの機会を通して、新たな気付きや取組が生まれています。第4期計画で取組を進めた4つのアクションを継承しつつ、こうした機会を通じ、様々な人・団体の思いや活動を重ね合わせることで、目標の達成を目指します。 (4) 推進の主な視点 一人ひとりにとってより身近な計画となるように、また、福祉や保健の分野に限らず広い意味での計画となるように、地域で活発に行われている全ての活動が港南ひまわりプランの取組であることを示しています。 【地域づくり】 ・自治会町内会で行われているお祭りなどの様々な取組 ・自分の住むまちの歴史に関心を持つなど、地域を知るための取組 ・できることを行うことで、自分の住むまちをより良くしていくための取組 など 【安心・安全】 ・地域防災拠点訓練の実施など、誰もが安心して過ごすための取組 ・登下校時の「港南ひまわりはちさん運動」など、安全に暮らすための取組 ・防犯パトロールや消費トラブル防止の取組 など 【環境・文化】 ・地域の清掃活動、公園等の花壇の整備などのまちの美化活動 ・河川のクリーンアップなど、将来により良い自然環境を残すための取組 ・地域の歴史や行事など、伝統や文化を次の世代につないでいく取組 など 【協働・参画】 ・区民、企業、行政等が一緒になって、課題解決につなげる取組 ・誰もが地域の中で、無理せず楽しく役割を持って活躍するための取組 ・地域で住み続けられるように、誰もがお互いに支えあう取組 など 【健康づくり】 ・ウォーキングや体操教室など、地域におけるスポーツイベントの取組 ・食育や食生活改善の啓発に向けた取組 ・子どもから高齢者まで世代を超えた健康づくりの取組 など (5) 第5期港南ひまわりプラン(区計画)の全体像と4つのアクションの取組例 目標、笑顔でくらせるまちをつくろう 推進の主な視点にあるような、様々な分野で4つのアクションが進んでいくと、「笑顔で暮らせるまち」になるよね。 4つのアクションは、どれがはじめでもなく、バラバラでもなく、お互いにつながっているよ。 推進の視点は5つに限らないよ。新しく始まる取組も、港南ひまわりプランの仲間だよ。 笑顔で暮らせるまちにするためには、相手への思いやりが大切だね。 港南ひまわりプラン推進キャラクター こなちゃん 港南ひまわりはちさん運動のキャラクター はちさん太郎 ウォーキング推進キャラクター ひまわりくん 港南区社会福祉協議会のマスコットキャラクター、はむたん アクション『知る』 みんなの想い 地域の歴史や文化、施設や居場所など、自分たちの暮らす地域のことや、どんな人が地域に暮らしているのか知りたい、知って欲しい。 地域活動の楽しさ、やりがい、価値をみんなに気づいて欲しい。 また、必要な情報や相談先が分かりやすくなって欲しい。 こんなことに取り組もう! 地域のことに興味を持ち、学ぶ機会を持とう。 地域のイベントや活動に参加するなど、様々な人と知り合う中で新たな気づきを得よう。 また、地域の情報などを、相手に届きやすい方法で分かりやすく伝えよう。 たとえば・・・ 「知る」×「地域づくり」イコール、多様性の理解 など ・一人ひとりの個性や違いを理解して、様々な思いを知ろう。 「知る」×「安心・安全」イコール、災害対策情報 など ・安心して暮らせるよう、災害の備えや防犯について知ろう。 「知る」×「環境・文化」イコール、港南区の歴史や風土 など ・港南区を大切に思えるように環境や歴史について知ろう。 「知る」×「協働・参画」イコール、地域の活動情報 など ・このまちで活躍する様々な人や団体の活動について知ろう。 「知る」×「健康づくり」イコール、ヘルスケア など ・健康の維持や増進、予防に関する取組や支援について知ろう。 アクション『つながる』 みんなの想い 家族や友人、近所の人などとつながりがない人が増えている。 誰もが気軽に参加できる場所や気軽に話せる仲間がいることが大切だと思う。 地域で活動している人もほかの活動者と知り合い、話し合う機会があると、 新たなつながりができ、活動の元気をもらえる。 こんなことに取り組もう! 地域で行われるイベントやサロンなど、様々な人が出会い、つながる機会をつくろう。 また、誰もが参加しやすい環境を整えよう。 一緒に活動する仲間だけでなく、世代や分野、団体を超えた仲間とのつながりも意識しよう。 たとえば・・・ 「つながる」×「地域づくり」イコール、イベント・サロンへの参加 など ・人々が集まる場所に参加して地域の誰かとつながろう。 「つながる」×「安心・安全」イコール、あいさつ運動 など ・あいさつを通じてご近所や地域と顔見知りになろう。 「つながる」×「環境・文化」イコール、清掃活動・花壇の整備 など ・身近な活動に無理なく参加して地域を知りつながろう。 「つながる」×「協働・参画」イコール、趣味や特技を生かせる場への参加 など ・同じ思いや活動をしている人たちとつながろう。 「つながる」×「健康づくり」イコール、健康に関するイベントへの参加 など ・離れた場所でもウェブを通じて一緒に健康づくりに取り組もう。 アクション『できることをやる』 みんなの想い 自分ができることに、楽しく取り組むことが大切だと思う。 また、一人ひとりが役割をもって地域活動に参加できるといい。 誰かの支えを必要とする人でも、誰かを支えることもできることを知って欲しい。 地域の情報を、自分から受け取ろうとすることや、困った時に周りに助けを求めることも大事だと思う。 こんなことに取り組もう! 自分・家族の将来や健康について考える機会を持ち、できることから始めてみよう。 自分が暮らしている地域の情報をキャッチして、イベントなどに参加してみよう。また、自分の経験やできることを生かして、誰もが地域で活躍できる機会をつくろう。 たとえば・・・ 「できることをやる」×「地域づくり」イコール、まわりの人への気づきや配慮 など ・自分の思いを伝えることや相手の思いを理解しよう。 「できることをやる」×「安心・安全」イコール、消費トラブル防止の取組 など ・周囲の人と気にかけあい、消費トラブルの防止に努めよう。 「できることをやる」×「環境・文化」イコール、食品ロスの削減 など ・フードドライブなど食に困っている人を助けられる取組に参加しよう。 「できることをやる」×「協働・参画」イコール、交流の場への参加 など ・地域や世代を超えた交流の場などへ参加してみよう。 「できることをやる」×「健康づくり」イコール、健康チェック・健診を受ける など ・毎日の健康状態を把握して運動などに取り組もう。 アクション『支えあう』 みんなの想い 誰もが安心して暮らせる地域をつくるために、日頃からの見守り・支えあいの活動や、自治会町内会による防犯・防災の取組が大切だと思う。 また、夏祭りなどのみんなが集う機会を継続していくことや地域の歴史・文化を継承すること、自然環境を守ることで住みやすい地域にしていきたい。 こんなことに取り組もう! まわりの人に関心を持ち、ちょっとした変化に気づこう。日頃から声を掛けあい、顔の見える関係を築き、いざという時に助けあえるまちにしよう。 地域の行事や住みやすい環境などを次の世代につなげていこう。 たとえば・・・ 「支えあう」×「地域づくり」イコール、ボランティア活動への参加など ・自治会町内会や地区社協の活動に参加して地域を支えあおう。 「支えあう」×「安心・安全」イコール、見守り活動 など ・お互いを気に掛ける見守り活動を通じてご近所同士で支えあおう。 「支えあう」×「環境・文化」イコール、港南区をふるさとと思える取組 など ・地域を愛する心を次の世代につなげていこう。 「支えあう」×「協働・参画」イコール、こうなん災害時協働隊・見守り事業者など ・地域と企業等がつながり、互いに支えあえる関係をつくろう。 「支えあう」×「健康づくり」イコール、食育や食生活改善に向けた取組 など ・食を通じた健康づくりの意識を高めよう。 3 第5期港南ひまわりプラン(地区別計画)について 地区別計画とは、区内15の連合自治会町内会・地区社会福祉協議会の地区で、それぞれの地域課題に対応するために、地区が主体となり区や区社会福祉協議会、地域ケアプラザなどが協働して策定・推進する計画です。 地域特性に応じた地区の目標などについて、地域の皆さんが検討を重ねながら策定しました。 第5期計画は、区内15の地区の「地区別計画」と区域の「区計画」で構成され、区全体で取組を進めていきます。  かみおおおか地区  おおくぼさいど地区  ささげ地区  ひした地区  ひの地区  ひのだいいち地区  こうなんだい地区  ながの地区  のばだんち地区  のばじゅうたく地区  しもながや地区  ながや地区  せりがや地区  ひぎり地区  ひのみなみ地区 4 第5期港南ひまわりプラン(区計画)ができるまで 地域のかたで構成される「港南区地域福祉保健推進協議会」において計画の振り返りを行いつつ、計画の推進に関する意見交換を行いました。併せて、「しゃべっチャオ」も毎年開催し、区民の皆さんと港南ひまわりプランや地域課題に関する意見交換を行いました。 ・しゃべっチャオ  こうなん区の活動や課題等の共有を目的とした、区民の皆さんによる意見交換の場 (1) こうなん区地域福祉保健推進協議会 港南区の保健・医療・福祉等の連携強化を図り、地域における総合的な福祉保健サービスを円滑に行うことを目的に設置。港南ひまわりプランについても、地域の皆さまと協議を行っています。 港南区地域福祉保健推進協議会委員、敬称略 (令和7年7月現在) くりはら 敏也(会長)、港南区役所 古屋 文雄(副会長)、港南区連合町内会長連絡協議会 豊福 孝夫(副会長)、港南区医師会 黒川 曉博、港南区民生委員児童委員協議会 猿渡 力、済生会横浜市南部病院 樋上 祐造、港南区ボランティア連絡会 星 博雅、港南区歯科医師会 三浦 友美子、港南区子育て連絡会 武馬 雅憲、港南区シルバークラブ連合会 荻久保 賴則、港南区社会福祉協議会 三澤 喜彦、港南区薬剤師会 早坂 由美子、港南区障害者団体連絡会 石川 正二、港南区保健活動推進員会 利根川 和代、港南区地区社会福祉協議会分科会 小松 正子、港南区食生活等改善推進員会 鈴木 方智、港南区地域ケアプラザ所長会 大竹 豪、港南区小学校長会(日野小学校 校長) 德原 太朗、港南警察署 山口 治彦、港南消防署 遠藤 寛子、港南区役所(港南区福祉保健センター長) 佐藤 修一、港南区役所(港南区福祉保健センター担当部長) 富岡 淳、港南区役所(港南区副区長) 佐藤 智也、港南区役所(港南土木事務所長) (2) 港南ひまわりプランの推進と区民の皆さんからいただいたご意見 ●令和4年度 子どもたちに「港南区がどんなまちになったら良いと思うか」をカードに記載してもらいました。 ひにち、8月~12月 主な参加者、イベント等に参加した子どもたち 主なご意見 ・笑顔(にこにこ)のまち 100件 ・楽しいまち  80件 ・自然豊か(花がいっぱい)なまち 76件 ・安全・安心なまち  68件 ・優しいまち  55件 ●令和5年度 第4期計画の中間振り返りとして、区民の皆さん、事業所の人、多分野の専門職、見守り活動をされている人や委嘱委員など地域で活動されている人(地域活動者)、にご参加いただき、グループインタビューを実施しました。 ひにち、11月2日 主な参加者、福祉・医療・教育・まちづくり等、分野の異なる専門職の皆さん ひにち、11月7日 主な参加者、多様な地域活動者、ボランティアの皆さん ひにち、11月16日 主な参加者、港南区地域福祉保健推進協議会委員の皆さん ひにち、11月27日 主な参加者、商店・企業・見守り協力事業者の皆さん ひにち、12月16日 主な参加者、区民の皆さん(しゃべっチャオとして開催) 主なご意見 ・ちょっとしたおしゃべりの場などの居場所が必要。 ・迷惑をかけてもお互いさま。 ・困りごとをオープンにすると楽になるが、受け止めてもらえるか心配もある。 ・困っていることを上手く伝えられない、助けてと発信できない人たちがいる。 ・しょうがいのある子どもの保護者は、地域とのつながりが薄いと感じる人も多い。 ・ちょっとしたことに困っている高齢者が多い。周囲も高齢化して頼める人がいない。 ・自分の暮らす地域に愛着をもって欲しい。それがまちの活性化につながる。 ・偏見がない地域をつくっていくことが大切。 ・いろいろな団体とつながることが大切。 ●令和6年度 第4期計画の中間振り返りで見えた課題に対し、小学生から大学生までの子どもたちにご参加いただき、子どもばんしゃべっチャオを初めて開催したほか、区民の皆さん、地域活動者、事業者といったあらゆる立場の人々にご参加いただき、グループヒアリング等を実施しました。 ひにち、7月17日、11月6日、2月19日 主な参加者、港南区地域福祉保健推進協議会委員の皆さん ひにち、8月26日 主な参加者、子どもたち(子どもばんしゃべっチャオとして開催) ひにち、9月13日、10月2日・15日 主な参加者、様々な分野で活動されている区民の皆さん ひにち、10月7日 主な参加者、港南ひまわりプラン応援補助金交付団体の皆さん ひにち、12月21日 主な参加者、区民の皆さん(しゃべっチャオとして開催) 主なご意見 ・団体同士がつながることで、互いの持つスキルや知識を共有でき、さらに活動の幅が広がる。 ・「知る」ということはとても重要。 ・お祭りは地域を“故郷”と思ってもらえる良い機会となる。 ・コミュニケーションの機会を持つことが大事。 ・困っている人と一緒に何か活動できるといい。 ・ちょっとしたことを話せる知り合いをつくる。 ・地域活動は自分自身が楽しむことが、やりがいにつながる。 ・人とのつながりがあると、ふるさとと感じられる。 ・思い出に残る行事を続けていくことでふるさとになる。 ・イベントへの参加から活動の仲間になってくれる人もいる。 ・学生や若い人にどうしたら興味をもってもらえるのだろうか。 (3) 第4期を振り返って ・地域活動が活発に行われ、しょうがいしゃをはじめ様々な人が参加する機会が増えました。日頃からの声がけや災害時の助けあいの仕組みづくりも進みました。 ・港南区では自然豊かで歴史的な文化や景色を大切にし「ふるさと港南」を愛する心が育まれています。私たちの大切なまちとなるように地域を知り、理解を深めることが求められています。 ・地域にある福祉施設やお店、お寺などが地域のことを考えて、支えあう活動をはじめています。新たな地域活動の担い手としての期待が高まっています。 ・困りごとを抱えていても助けを求めることが難しい人がいることや、多様な課題に対する理解を深め、共感することができる地域が必要とされています。 ・地域活動に参加することや活動を始めることにためらう人がいます。自分の声を聞いてもらえる機会が増えることや、自分のできることや立場などを生かしてまちづくりに関わることが求められています。 ・地域で活動する様々な団体について、高齢化や担い手不足の悩みがある一方で、新たな活動団体も増えています。既存の団体を支援するとともに、新しく活動を始める人たちも含めた団体同士や地域とのつながりを強めるような働きかけが必要とされています。 5 第5期港南ひまわりプランの推進について 区民の皆さん、活動団体等、地域ケアプラザ、区社会福祉協議会、区役所が協働して、目標や取組を踏まえて、活動を進めていきます。 また、様々な場面で区民の皆さんのご意見を伺いながら取り組んでいきます。 (1) 区計画の推進体制 地域の代表者や行政等で構成される「港南区地域福祉保健推進協議会」において、区計画の推進や振り返りを協議していきます。 (2) 地区別計画の推進体制 15の連合自治会町内会・地区社会福祉協議会の地区ごとに、状況は異なります。 地域の活動団体や地域支えあいネットワークなどが中心となり、地域の皆さん一人ひとりの参加をもとに、活動・取組を進めていきます。 ※ 地域ケアプラザ、区社会福祉協議会、区役所が、「地域支援チーム」を組んで地域活動を支えていきます。 (3) スケジュール 区計画・地区別計画の推進、振り返りと次期計画の策定 令和8年度から12年度、各活動・取組の実施 令和11年度から12年度、振り返り、次期計画の検討 6 こうなんひまわりプランの成長記録 開始前、平成17年度まで(2005年度まで) ・港南区地域福祉保健計画の策定に着手 ・港南区地域福祉保健推進会議(現、港南区地域福祉保健推進協議会)による検討を開始 (策定委員会を10回、課題別分科会を8回開催) 第 1 期 平成18年度から22年度(2006から2010年度) ・港南区地域福祉保健計画がスタート ・区内全地区において、第2期計画に向けて地区別の地域福祉保健計画の策定を開始 第 2 期 平成23年度から27年度(2011から2015年度) ・第2期区計画とあわせ、地区別の地域福祉保健計画がスタート ・第2期計画から、「地域福祉保健計画」と社会福祉協議会が呼びかけて策定する「地域福祉活動計画」を一体化 ・港南区地域福祉保健推進会議、港南区地域福祉保健計画策定・推進委員会、港南区包括支援センター部会を統合し、港南区地域福祉保健推進協議会へ ・港南区地域福祉保健計画の愛称を募集し「港南ひまわりプラン」に決定 第 3 期 平成28年度から令和2年度(2016から2020年度) ・「港南ひまわりプラン応援補助金」の交付を開始 ・「港南ひまわりプラン応援補助金申請団体交流カフェ」を開催 ・区全体の活動・課題等の共有を目的とした「しゃべっチャオ」を開催 ・地域ケアプラザに緊急連絡先などを登録する「ひまわりホルダー」の取組が区内の全地域ケアプラザで開始 ・区内の事業者がゆるやかな見守りを行う「見守り協力事業者」の取組を開始 ・港南ひまわりプラン推進キャラクター「こなちゃん」誕生 第 4 期 令和3年度から7年度(2021から2025年度) ・動画やラッピングバス等による港南ひまわりプランの周知 ・こどもばんしゃべっチャオを開催 ・港南ひまわりプラン応援補助金団体交流会を開催 ・こうなん子どもゆめワールドや地域ケアプラザまつり等における港南ひまわりプラン啓発 7 おわりに 第5期計画(素案)は、しゃべっチャオやグループヒアリングでのご意見、港南区地域福祉保健推進協議会での議論など、たくさんの区民の皆さんのご意見をもとにまとめました。 区民意見募集でいただいたご意見は、港南区地域福祉保健推進協議会に報告するとともに、区役所ホームページで公表いたします。 今後のスケジュール 令和7年8月、区民意見募集 令和7年10月、こうなん区地域福祉保健推進協議会 開催 令和8年2月、港南区地域福祉保健推進協議会 開催 令和8年3月、第5期港南ひまわりプラン 公表 (「元気な地域づくりフォーラム」にて公表予定) 第5期港南ひまわりプラン(素案)への「みんなの声」募集 第5期港南ひまわりプラン(素案)に対する皆さんのご意見をお寄せください。 インターネットで回答 港南区ホームページ、または右の二次元コードをスマートフォンなどで読み取り、 横浜市電子申請・届出システムの申請フォームに入力してください。 (このテキスト版には二次元コードは掲載しておりません。) 「みんなの声(用紙)」に記入して回答 左下の用紙にご記入のうえ、点線部分を切り取り、港南区役所(1階もしくは5階)・ 港南区社会福祉協議会・区内地域ケアプラザに備え付けの「こなちゃん箱」に入れてください。 電子メールで回答 Eメール kn-tifukuplan@city.yokohama.lg.jp 宛てにお送りください。 メール本文には、ご意見のほか、年代(例 60歳代など)も併せてご記入ください。   募集期間 令和7年8月1日(金)から8月31日(日) みんなの声 (1)ご意見をいただく方の年代を教えてください。 19歳以下 20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳代 80歳代 90歳以上 (2)「第5期港南ひまわりプラン(素案)」について、ご意見をお聞かせください。 素案について 第5期港南ひまわりプラン素案(全体版)は、港南区のホームページでご覧ください。 また、以下の場所において全体版のほか概要版を配布しています。 ・区役所(1階 広報相談係、5階 福祉保健課) ・港南区社会福祉協議会 ・区内10か所の地域ケアプラザ  (港南台・東永谷・下永谷・港南中央・野庭・ひした・日野南・せりがや・日限山・上永谷駅前) 意見の提出に関する注意事項 ・ご意見は、第5期計画の策定や地域福祉保健施策の参考とさせていただきます。 ・ご意見に対する個別回答はいたしませんので、予め、ご了承ください。 ・後日、ご意見をまとめたものを港南区地域福祉保健推進協議会等へ報告します。 ・ご意見は港南区役所ホームページで公表します。 横浜市港南区福祉保健課事業企画担当 〒233-0003 横浜市港南区港南四丁目2番10号 メール kn-tifukuplan@city.yokohama.lg.jp 電話番号 045-847-8441 ファクス番号 045-846-5981