No.331 港南区版  2025年 5月号 5面 自治会町内会の活動を見てみよう!  自治会町内会は地域でさまざまな活動をしています。  実際に自治会町内会に関わっている皆さんが、日頃から行っている活動を紹介します。 ■イベントでふれあいのあるまちづくり  お祭りや運動会など地域のつながりを深めるイベントを開催しています。 港南台連合自治会副会長 港南台南自治会 後藤 晃一(ごとう こういち)さん 自分のできる範囲で一緒に楽しく参加してみませんか?  地域活動への参加は、先輩から「ちょっと一緒にどう?」と誘われたのがきっかけでした。もともと母が地域活動をしていたこともあり、バトンタッチする形で私も地域活動に深く関わるようになりました。私自身が人と会って話すことが好きなため、さまざまな年代の人との世代間交流を楽しみながら「楽しいまちをつくっていきたい」という思いで活動しています。  最近の活動で嬉しかったことがありました。あるイベントの開催に反対をしている方がいましたが、声掛けを行い参加してもらったところ、地域の皆さんと話が弾み、一緒にイベントのお手伝いをしてくれました。イベント終了後には「楽しかった。ありがとう」と言ってもらえました。地域とのつながりができ、みんなが喜んでくれました。  自分や家族との時間は大切です。無理をせず、できる時間の中で、自分自身が楽しんで行えるものから一緒に活動してみませんか? ■災害時に助け合えるまちづくり  防災訓練や耐震対策の啓発、備蓄などいざというときに備えています。 日野第一連合町内会副会長 兼 災害対策本部長 神吉 雄三(かんき ゆうぞう)さん 防災対策は自分の命に対する保険です  町内会で災害対策担当になったことをきっかけに、さまざまな面から災害対策について携わっています。直近の訓練では「楽しく学んでしっかり準備する」をテーマに、初めて非常食品を使ったアレンジメニューの試食を行いました。まずは、日頃から自宅に備蓄しなければいけない物や、備蓄倉庫に備えてある物品を確認。避難生活が長引くと、非常食品を食べ続けることに飽きてしまうと考え、美味しい食べ方などを話し合い、楽しみながら試食しました。  いつ災害が起こるか分からないという点で、災害対策は自分の生活や命に対する保険だと思っています。  地域防災拠点は、自宅に住めない人が避難する場所です。今は住み慣れた家などでストレスなく過ごせるよう、在宅避難の備えをすすめています。危機意識を当事者として持ち、訓練などで災害対策を学び、少しずつ一緒に取り組んでいきましょう。 ■美化活動  ごみ集積所の維持・管理、道路や公園などの清掃活動を行っています。 ■防犯活動  身近な犯罪を防ぐために防犯パトロールを行っています。 ■子どもの見守り活動  子どもが安全に過ごせるように日頃から見守りを行っています。 ■健康づくり活動  健康維持のための運動機会の提供、講習会等を行っています。 港南区連合町内会長連絡協議会 古屋 文雄(ふるや ふみお)会長  港南区では現在、15の地区連合町内会と169の自治会町内会が活動しています。自治会町内会が行っている地域の状況に応じたさまざまな活動は、気付かないところでも皆さんの暮らしに貢献しています。あなたも身近なところから地域活動に参加してみませんか? 問合せ 区役所地域運営推進係(電話:045-847-8391 FAX:045-842-8193)