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生物多様性国際ユース会議 横浜 2024(IYCB)
最終更新日 2025年3月14日
生物多様性国際ユース会議とは
生物多様性国際ユース会議は、生物多様性国際生物多様性2050年ビジョン「自然との共生」に向けた変革的な道筋を作り出し、ユースとそのパートナーにより、生物多様性に関する世界目標である「昆明・モントリオール生物多様性枠組(外部サイト)」の効果的な実践に貢献することを目的としています。今回のユース会議で検討された世界目標の達成に向けた行動計画は、2024年10月にコロンビアで開催された生物多様性条約締約国会議(COP16)において共有されました。
また、会議最終日に行われたクロージングセッションの隣接会場において、生物多様性について楽しく学べるイベント「よこはま生物多様性フェスティバル」をサイドイベントとして開催しました。
参加者募集ページ(GYBNウェブサイト)(外部サイト)(募集期間は終了しています)
開催報告
記念誌のダウンロード
生物多様性国際ユース会議2024記念誌(PDF:3,804KB)
IYCB Commemorative Booklet(PDF:10,040KB)
会議のダイジェスト動画
開催概要
- 会議名:生物多様性国際ユース会議 横浜 2024(International Youth Conference on Biodiversity, Yokohama 2024: IYCB)
- 日時:2024年(令和6年)8月25日(日曜日)から8月31日(土曜日)まで
- 場所:旧第一銀行横浜支店、パシフィコ横浜ノース、上郷・森の家ほか
- 参加者:ユース(18~35歳) 83か国、126名
- 主催:生物多様性グローバルユースネットワーク(Global Youth Biodiversity Network)
- 共催:国連生物多様性条約事務局、環境省、横浜市
- 協賛:公益財団法人イオン環境財団、2030生物多様性枠組実現日本会議(J-GBF)、国際自然保護連合日本委員会 (IUCN-J)、ソフトバンク株式会社
オープニングセッション
- 日時:令和6年8月25日(日曜日)13:00から15:00まで
- 会場:旧第一銀行横浜支店
- 参加者:ユース会議参加者及び関係者
世界中から集まったユースに対して、GYBNが中心となりアイスブレイクやワークショップを行いました。関係者からの挨拶の中で、ユースに向けてのメッセージが伝えられました。また、生物多様性に関する世界目標である「 昆明・モントリオール生物多様性枠組(外部サイト)」のターゲット22「女性、若者及び先住民の参画」への貢献についてなど、生物多様性条約事務局長のアストリッド・ショーメーカー氏と参加者による活発な意見交換が行われました。
ワークショップ
- 開催日:令和6年8月26日(月曜日)、27日(火曜日)、29日(木曜日)、30日(金曜日)
- 会場:上郷・森の家
- 参加者:ユース会議参加者
会議に参加者たちは上郷・森の家に宿泊しつつ、生物多様性に関する議論を深めました。プログラムはGYBNの企画・運営により、ゲストスピーカーによるスピーチの他、各種のワークショップが行われました。
また、8月29日(木曜日)にはCOP16開催地を代表し、アンヘラ駐日コロンビア共和国大使館臨時代理大使が上郷・森の家を訪問し、ユースとの交流を行ったほか、ワークショップの時間外には文化交流など、様々なイベントが行われました。
エクスカーション
- 日時:令和6年8月28日(水曜日)
- 会場:(午前)イオンモール多摩平の森、(午後)横浜市内各所
- 参加者:ユース会議参加者
ユース会議期間中の中日に、参加者向けのエクスカーションを実施しました。午前中は(公財)イオン環境財団の協力のもと、イオンモール多摩平の森(東京都日野市多摩平2丁目4-1)を訪問し、同財団の生物多様性に関する取組等を学びました。また、イオンモールの敷地内において、4本の記念植樹を行いました。午後は4グループに分かれ、横浜市内の観光施設等をめぐり、横浜の取組や日本文化等の理解を深めました。
グループA:みなとみらいロゲイニング
みなとみらい21地区の脱炭素や生物多様性に関係するポイントをウォークラリーすることにより、楽しみながら都市部における環境共生を学びました。
グループB:三渓園お茶体験と園内散策
日本の文化を体験し、SDGsにもつながる日本の伝統建築等を学びました。
グループC:横浜市民防災センター
地震大国である日本の防災教育の体験を通して、防災と生物多様性が深い関係にあることを学びました。
グループD:カップヌードルミュージアム横浜
カップヌードルミュージアムで体験学習を通して、食の多様性やサステナブルな取組を学びました。
クロージングセッション
YouTube配信:International Youth Conference on Biodiversity YOKOHAMA/AUGUST 25-31,2024(外部サイト)
- 日時:令和6年8月31日(土曜日)13時30分から16時30分まで
- 会場:パシフィコ横浜ノース
- 参加者:ユース会議参加者、関係者及び一般参加者
- 内容
開会挨拶:GYBN
共催者挨拶:環境省 朝日 健太郎 環境大臣政務官
共催者挨拶:横浜市 山中 竹春 市長
共催者挨拶:生物多様性条約事務局 シャンタル ロビショウ 氏
来賓挨拶:(公財)イオン環境財団 レンフロ 比佐子 氏
GYBNとIYCBについて:GYBN
主催者セッションPart1:GYBN
主催者セッションPart2:国連大学、横浜市、ヨコハマ未来創造会議
議論のまとめ:GYBN
閉会の言葉:GYBN
フェアウェルパーティー
- 日時:2024年(令和6年)8月31日(土曜日) 17時30分から20時まで
- 会場:旧第一銀行横浜支店
- 参加者:ユース会議参加者及び関係者
ユース会議の全プログラム終了後、ホストシティである横浜市の主催でフェアウェルパーティーを開催しました。参加者は忍者ショーや食事を楽しんだほか、屋台で人形すくいや射的を楽しみ、日本のお祭り文化を体験しました。
生物多様性グローバルユースネットワーク(GYBN)とは
生物多様性グローバルユースネットワーク(GYBN)(外部サイト)は、生物多様性条約へのユースの参画を調整する国際的なプラットフォームです。意志決定の過程でユースの視点や立場が考慮されるような活動に尽力しています。2010年、日本で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)をきっかけに発足して以来、172カ国、700を超えるユース団体、60の各国支部、3つの地域支部から成るネットワークに成長しています。
国連生物多様性条約事務局とは
国連生物多様性条約事務局(CBD)(外部サイト)は、生物多様性条約を管理する国連機関です。
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