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風力発電Q&A
風力発電所(ハマウィング)について、質問が多かった項目とその回答をまとめています。
最終更新日 2025年4月1日
ハマウィングの建っている「瑞穂ふ頭」は一般の方が自由に立ち入ることはできません。そのため、ハマウィングの足元へ行って間近で見学するためには、見学会などへ参加していただく必要があります。
詳細は「見学について」をご覧ください。
みなとみらい21地区にある「臨港パーク」がオススメです。なお、臨港パークのパシフィコ横浜国立大ホール寄りには、ハマウィングに関する説明等が書かれている「啓発表示板」も設置してあり、海越しにハマウィングをよく見ることができます。
また、大さん橋(横浜港大さん橋国際客船ターミナル)の屋上フロア(通称:くじらのせなか)からもよく見えます。
風力発電所は効率よく発電するよう自動で運転しており、風に向かって正面を向くように制御されています。そのため、ハマウィングの向きで、今の横浜港の風向きがわかります。ちなみに、みなとみらいを向いている時は南西の風、ベイブリッジを向いている時は南東の風です。
月1回は、定期メンテナンスのため風力発電所を停止しています。そのため風が吹いている時でも停止していることがあります。
維持管理に必要な電気以外は、小売電気事業者から100%再エネ電気の「ゼロエミプラン®」をご契約いただいている市内の事業者様へ供給する取組を行っています。詳細は「横浜市風力発電事業の概要」をご覧ください。
平均して年間約210万キロワットアワーを発電しています。この発電量は、一般家庭の年間消費電力の約500世帯分に相当します。
風力発電所の羽根(ブレード)は風が強くなるほど速く回り、先端部分は新幹線並みの速さが出ることもあります。
風速毎秒2メートル程度でゆっくり回転し始め、風速毎秒4メートル程度から発電を開始し、風速毎秒25メートル以上になると安全のため自動的に発電(羽根(ブレード)の回転)を停止します。このような回転数の調整は羽根(ブレード)の角度を変えることで風を受ける量を調整しています。
デンマークのベスタス(Vestas)社製です。
平成17年9月に、この事業に採用する風力発電施設を選定するための公募を実施し、5社より提案を受けました。この提案に関して、風力発電に関する高い専門性を有する学識経験者を中心とした外部有識者からなる「横浜市風力発電施設評価委員会」と、環境創造局に設置された「横浜市風力発電施設選定委員会」において審査を行い、平成17年11月に総合的なバランスに優れていたベスタス社の風車に決定しました。
ハマウィングはデンマークのベスタス社製ですが、韓国にメーカーが指定する鉄骨工場、中国にはベスタス社のブレード工場があるため、ナセル(発電機部分)はデンマーク、タワー(柱)は韓国、ブレード(羽根)は中国でそれぞれ製造され船で運搬されてきました。
横浜港の鈴繁ふ頭で陸揚げ(水切り)され、トレーラで現地まで運搬し、大型クレーンで組み立てられました。
建設時の状況は、「ハマウィングができるまで」をご覧ください。
ブレード(羽根)に「レセプター」という雷を受けるための金属が埋め込まれており、そこから、導線でタワー(柱)を通じて、地面に逃がす仕組みとなっています。また、雷の衝撃によりブレードの先端が破裂することがあるため、その部分を特殊な加工(樹脂)により防止しています。
風力発電所の設計上の耐風速は毎秒70メートルであり、タワー(柱)や基礎については、建築基準法に基づいて構造を確認しており、大規模な地震や台風などで倒れることはありません。
風速毎秒25メートル以上になると自動的に風力発電所は停止しますが、台風が近づいて暴風域(平均風速が毎秒25メートル以上の風が吹いているか、吹く可能性のある領域)に入る場合は、あらかじめ風車を停止しています。
平成23年3月11日の東日本大震災では、被害がないことを確認し、約48時間後に運転を再開しました。
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脱炭素・GREEN×EXPO推進局脱炭素社会移行推進部循環型社会推進課風車担当
電話:045-671-4225
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ファクス:045-550-3925
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