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山手まちづくり憲章

最終更新日 2024年7月9日

山手まちづくり憲章

1 はじめに

山手は、近代日本の夜明けに居留外国人によってつくられた町並みと自然環境が調和した住宅・文教地区です。また、港や横浜の眺望に恵まれ多くの人が訪れる印象深いまちです。私達はさらにこの優れた環境と歴史的遺産・遺構を活かした魅力あるまちづくりを進めるために、ここに『山手まちづくり憲章』を定めます。

2 まちづくりの目標

私達は山手らしい魅力あるまちづくりを進めるために次のことに努めます。
(1) 緑のまち『山手』を形成する自然環境を守り育てます。
(2) 歴史にきざまれた文化遺産を守り後世に伝えます。
(3) 住んでいる人も、訪れる人も、共に歩いて楽しめる『まち』をつくります。
(4) 住宅地を中心とした山手にふさわしい優れた町並みと、清潔で安全な『まち』を維持してゆきます。
(5) お互いのふれあいと連帯意識を深め、また、行政とのパートナーシップによりまちづくりを進めます。

3 目標を達成するためには

これらの目標を達成するためには、この地域にかかわる人々がお互いに協調し、それぞれの役割を果たす必要があります。
(1) 住んでいる人の役割 人が良い環境をつくり、良い環境が人を育てます。そのためには住民一人一人の環境に対する自覚と
  関心が必要です。地域住民相互の協力と合意のもとに、住みよい山手のまちづくりを目指します。
(2) はたらく人の役割 この地域で働く人は、地域社会の一員としてその事業活動を通じて、地域住民との信頼関係を深め、魅
  力ある山手のまちづくりを目指して、山手地域の環境形成に努めます。
(3) 学ぶ人の役割 この地域で学ぶ人は、山手の歴史ある環境から多くを習得し、様々な文化・地域活動を通じて、地域社会に
  貢献するよう努めます。
(4) 訪れる人の役割 この地域を訪れる人は、山手地域が基本的に住宅・文教地区であることを理解し、交通ルールを守りまち
  の美化に協力し、自らも山手の環境保全に努めるものとします。
(5) 行政等の役割 区・市等は、住民とのパートナーシップに則り、このまちづくり憲章を尊重し、まちづくりの先導的な役割を
  果たすものとします。

山手地域に住む者・働く者・学ぶ者一同 平成10年9月

このページへのお問合せ

都市整備局都心部活性化推進部都心再生課

電話:045-671-2673

電話:045-671-2673

ファクス:045-664-3551

メールアドレス:tb-tosai@city.yokohama.lg.jp

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