２月号 実物大18ｍ！「動くガンダム」現地リポート

　横浜の港やベイブリッジ、みなとみらい21地区などの美しい景⾊を背景にそびえ⽴つガンダム。⾼さ18ｍのガンダムを地⾯から⾒上げると、巨⼤で圧倒されました。当⽇は天候に恵まれ、⻘空と⽩いボディのコントラストがとてもきれいでした。暗くなるとライトアップされて姿がより引き⽴ち、⽇中とは違う雰囲気のガンダムを楽しむことができます。

　「動くガンダム」を格納し、メンテナンスワークを⾏うデッキ 「GUNDAM(ガンダム)-DOCK(ドック) TOWER(タワー)」に上ると、ガンダムの頭部やボディを間近で⾒ることができます。しっかりと細部まで作りこまれているのがわかります。
　「GUNDAM-DOCK TOWER」に上るまで、ガンダムの⾜跡が描かれたマークに沿って整列します。

　ガンダムが動く演出も⾒逃せません。18ｍの実物⼤ガンダムが⾜を踏み出し、⾶び⽴とうとする様は圧巻でした。

※掲載している演出内容は、内覧会用のため、本番演出と異なる場合があります。　

　このほか、「動くガンダム」の仕組みを楽しみながら学べる展示施設や、オリジナルのガンプラを中心とした横浜とのコラボ商品、オフィシャルブックなど、ここでしか買えないアイテムなどをそろえたショップ、横浜ならではのメニューが楽しめるカフェなどが入った複合施設「GUNDAM-LAB」も会場内にあります。

　来場時は検温、マスク着用、ソーシャルディスタンスの確保、手指消毒、手袋の着用など、新型コロナウイルス感染症対策へのご協力をお願いします。

【開場日時】
　2022年３月31日(木曜日)まで（予定）
　※時期により営業時間が異なりますので公式サイトをご確認ください。

【料金】
　大人（13歳以上） ……………………………………1,650円
　小人（７歳以上12歳以下） …………………………1,100円
　GUNDAM-DOCK TOWERでの特別観覧……………3,300円　

　2014年、『機動戦⼠ガンダム』の総監督を務めた富野由悠季⽒を筆頭に、プロジェクトチーム「ガンダム・グローバル・チャレンジ（ＧＧＣ︓Gundam Global Challenge）」が結成され、実物⼤のガンダムを「動かす」という夢のプロジェクトがスタートしました。世界中から幅広くアイデアやプランを募集し、⽇本が軸となってプロジェクトを推進。動くガンダムの実現に向けたロードマップが形成されました。
　2018年、実物⼤ガンダムの⽴像を東京都のお台場に⽴たせたスタッフが再集結し、横浜の地でガンダムを動かすための設計が始まりました。ガンダム本体のデザイン・演出をはじめ、フレーム・外装パーツ、ガンダム本体の電気配線などの考案などが⾏われました。
　そして、2019年に製作が開始され、2020年８⽉にガンダムの組み⽴てが完了。公開に向けて動作確認やライトアップなどの調整を経て、同年12⽉19⽇にオープンしました。
　ガンダムの制作・展⽰にあたっては、多くの⽇本企業が技術協⼒を⾏うテクニカルパートナーズとして参画し、⼭下ふ頭での仮設⼯事、ガンダムのフレームや⾜場の組み⽴て、外装部品の制作・塗装、制御システムの⽴ち上げなどを進めてきました。まさに⽇本の技術⼒とものづくりへの情熱が結集して実現したんですね。
　「ガンダム・グローバル・チャレンジ」の詳細については、公式サイトでご覧いただけます。