43.天高く、大空に舞う！相模凧～第13回いずみ相模凧揚げ会が開催されました～

　泉区には長年受け継がれてきた伝統文化があります。その内の一つ「相模凧」は約400年の歴史があると伝えられ、端午の節句に子どもたちの健やかな成長と五穀豊穣を祈願してあげられるものです。しばらく途絶えていた凧揚げの風習を、「相模凧いずみ保存会」の皆様が平成22年に復活させ、今回で13回目の開催となりました。
　会場は、天王森泉公園付近の周りが田んぼの場所。友情出演いただいた「岡津太鼓」の元気な演奏が響きわたり、広い会場の思い思いの場所で、凧揚げがあると知り集まった方が見守る中、始まりました。
　当日は、風が少し弱かったので、一番大きな3メートル四方の大きな凧があがるかどうか心配でしたが、2回目の挑戦で風に乗り、高さ50メートル近くまであがりました。その後、さらに天高く、優雅に青い大きな空を舞う凧の姿を見ることができました。観衆の皆さんもとても嬉しそうな笑顔が印象的で、子どもたちもあがった凧の糸を操ったり、和太鼓に触れたりして、泉区の伝統文化に触れ合うよい機会となりました。
　これからも、区役所は泉区の伝統文化を未来へつなぐために活動している「泉伝統文化保存会」の皆様の活動を支援し、多くの区民の皆様に泉区の魅力の一つである伝統文化に触れる機会を創出していきます。

※「相模凧いずみ保存会」は「泉伝統文化保存会」に所属する団体の一つです。

●泉区の伝統文化　
https://www.city.yokohama.lg.jp/izumi/shokai/dentoubunka/denbun.html

令和４年５月13日 泉区長 深川 敦子