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横浜市 保健師紹介「信頼。」
横浜市で働く「保健師」の特色や魅力について紹介します。
最終更新日 2025年8月12日
職員インタビュー動画
保健師職員のインタビュー動画を公開しています。
横浜市の保健師を目指す皆さんへ
横浜市は、370万人を超える市民の皆様が暮らす、日本最大の基礎自治体です。歴史があり、18の行政区は、海、港、緑など自然豊かで、風情のある建築物が多いなどそれぞれの地域特性があります。
「市町村保健センター」と「保健所」の機能を併せ持つ政令指定都市・横浜市での保健師活動は、市民の皆様に最も近い地域で健康をまもる仕事から、「横浜市子ども・子育て支援事業計画」「健康横浜21」や「よこはまポジティブエイジング計画」など、横浜市全体の政策の策定まで、大変幅広く、多岐にわたります。
今、大都市・横浜は、人口減少・超高齢社会を迎え、社会的孤立やダブルケア、8050問題、虐待、健康格差など、複合化・複雑化した生活課題が顕在化し、求められるニーズも一層多様化しています。
誰もが安心して自分らしく健やかに暮らせる地域社会を実現していく横浜市の保健師としての仕事は、やりがいにあふれています。公衆衛生看護の中で横浜市の保健師は、災害や感染症等の様々な健康危機の発生に備えていき、「すべての人々のくらしと地域社会の健康、生命をまもる使命と倫理」の基本姿勢をもって取り組んでいます。
ぜひ御一緒に、健康で活力あふれる横浜市を創り上げていきましょう。
目次
横浜市保健師のめざす姿
横浜市の求めらる職員像は、「ヨコハマを愛し、市民に信頼され、自ら考え行動する職員」です。
加えて、横浜市保健師に求められる職員像を「理念」と位置づけ、そのめざす姿を明確にしています。
そして、横浜市保健師として大切にしたい言葉として、「信頼」を掲げ、日々の業務に取り組んでいます。
横浜市保健師の特色
政令指定都市ならではの保健活動
一つの基礎自治体で、母子や高齢者保健などを担う「市町村保健センター」と、感染症対応や障害者支援、難病患者支援などを担う「保健所」の機能があり、多様な経験が出来ます。
健康格差、孤立や虐待など大都市ならではの課題にも他職種や関係機関と連携し、取り組んでいます。
約600人の保健師
職員、キャリアを積んだ専任職、係長、課長、部長など、約600人の保健師が様々な部署で活躍しています。同期の仲間や男性の保健師も多く、経験を分かち合うことができます。子育てや介護などのライフイベントでは、制度を利用しながら仲間と助け合い、働ける環境です。
地域特性に応じた保健活動
業務分担制と地区分担制を併用し、地域特性に応じた保健活動をしています。『個性ある区づくり推進費』という横浜市独自の予算を活用し、地域のニーズに応じた特色のある取組を事業化、展開しています。
また、保健師の分野横断的な連携の場として「看護職会議」を開催し、部門を超えて課題を共有し検討等をしています。
感染症対策
感染症の蔓延を防ぐため、平時から研修や個人防護具の着脱訓練等を行い、健康危機管理対策を行っています。
災害時保健活動
災害時、「保健活動グループ」として、所属を超えて活動を行います。他自治体保健師と協力し、被災地での保健活動を支援します。
主な配属先と仕事
配属先は、地域の特性を活かした取組を行う「区役所」と市全体の政策や計画の策定・実施を行う「市役所」があり、個別支援から政策に関わる仕事など幅広い経験が出来ます。
また、児童相談所やこころの健康相談センター等への配属もあり、専門機関での保健活動ができます。
人事異動を通じて、様々な職場でも経験を深めることができます。
人材育成のしくみ
安心して働き、成長できるたくさんのチャンス
採用後はトレーナー(新人育成を担当する先輩職員)を中心に職場内でサポートする体制があり、仕事の進め方や疑問・悩みを相談しながら業務を実施していくことができます。
幅広い分野を経験した後には、責任職(管理職)として政策をつくりマネジメントを担う道や、専門性を極め、専任職(スペシャリスト)として進む道など、複数の昇任システムがあり、力を発揮するチャンスが広がっています。
能力向上のための研修体系
01 行政職員として
公務員としての自覚を持ち、職位に応じた役割が果たせるように、基本知識の習得やスキルアップに向けた様々な研修を行っています。
02 専門職として
現場におけるOJT(On the Job Training)を基本としながら、経験年数に応じて様々な階層別の研修を行っています。
OJTと研修を組み合わせ、日常業務の課題への取組方法を研修の中で学び、職場に戻って実践するという積み重ねの中で、専門職としての知識・技術が磨かれていきます。
03 能力開発のために
横浜市では保健師として身に付けてほしい能力の指標「キャリアラダー」を定めています。キャリアラダーを活用することにより、自分の専門能力の獲得状況が分かるとともに、次のステップへの目標設定に役立ちます。その他、国の研修機関等への派遣研修、市独自の研究発表会、大学院進学支援など、能力開発のためのメニューや制度を用意しています。
保健師業務の実際
泉区こども家庭支援課(2021年度入庁)
現在の担当業務
子どもの成長・発達に関する個別支援や乳幼児健診や健康教育等の集団支援を行っています。また、地域の方々と一緒に、子育てに優しいまちづくりにも取り組んでいます。月に一度の集団支援の地域の場で、「ここに来れば必ず保健師に会えるから安心できる」とのお声をいただき嬉しかったのを覚えています。
横浜市保健師として働く魅力
横浜市は政令指定都市であり、より幅広い分野で経験を積めることに魅力を感じています。業務の中で悩むことは多いですが、周囲の先輩方や上司に相談すると、一緒に考えてくださり新たな気付きや学びがたくさんあります。これからもそれぞれの分野で活躍する先輩方に出会い、多くの学びを得られることが楽しみです。また、保健師として学べる制度も充実しています。
先輩からのメッセージ
栄区こども家庭支援課(2021年度入庁)
未来に種をまく仕事
家庭訪問等子育て家庭への個別支援や、育児教室や乳幼健診などの運営・実施だけでなく、子どもや家族を取り巻く状況を俯瞰的に捉え、よりよくする取り組みを企画・実施できることにやりがいを感じます。子どもが自分を大切にして幸せな将来になるよう、種まきをしたいと思います。
厚生労働省派遣(横浜市健康福祉局医療援助課)(2017年度入庁)
先駆的な施策や取組、多様な経験
横浜市は、日々の業務から先駆的な施策や取組に繋がることも多く、保健師としても様々な経験を積むことができます。また、人材育成体制が充実していることはもちろん、多様な経験を持った職員の方も多いため、他職種の方からの刺激や学びを受けられることも魅力の一つです。
保土ケ谷区高齢・障害支援課(2012年度入庁)
住民一人ひとりの価値観や思いを尊重
対象者の価値観や思いを尊重しつつ、その方の権利が守られ、安全な生活を送ることができるよう、心がけながら支援に取り組んでいます。職場には保健師以外にも多種多様な職種が在籍。それぞれの専門的な視点から助言を受けることができ、新たな気付きを得られる機会が多くあります。
専門職としてのキャリア形成
南区福祉保健課専任職(1995年度入庁)
分野を超えた保健師のスペシャリスト
職場の仲間と専門能力を高めていきたいと思い「専任職」を目指しました。保健師の視点を育てるために、現在は同じ区役所の保健師と定例会を開催し、横のつながりを意識した取組や災害時保健活動等のテーマについて、スキルアップを図っています。
中区福祉保健課健康づくり係長(2005年入庁)
周囲の支えや働き方の工夫でキャリアアップ
昇任してからの出産・子育てでしたが、大変な時期も周囲の方の支えや働き方の工夫で楽しみながら続けてこれました。テレワークやフレックスも活用し、限られた時間の中で皆と協力しながら業務を進めています。
健康福祉局福祉保健課人材育成担当(2001年度入庁)
職員一人ひとりが強みを生かす組織
民間経験を含めて様々な部署で経験を重ねてきました。一見保健師業務ではないかもと思う業務でも、取り組んでいくと必ず公衆衛生看護活動とつながり、より視野を広げることができます。
そして、行政職は保健師だけでなく、社会福祉職などの専門職、事務職の仲間が多く、チームで仕事をする場面があります。その中で、お互いの持ち味を生かしながら政策を推進しているところが横浜市で働く魅力の一つです。
健康福祉局健康推進課部長(1989年度入庁)
様々な業務、多くの人との出会いで成長
地域に密着した保健活動や市の政策に関わる仕事など、様々な業務を経験し、多くの人に出会い、自身の成長を実感しています。チームリーダーである責任職は大変なこともありますが、それ以上にチームで目標を達成した時の喜びは大きいです。
横浜市が大好きな職員、そして市民が多いことが、横浜市全体のパワーの元となっており、仕事のやりがいやモチベーションのアップ、さらに日々を楽しく過ごすことにつながっています。
採用に関するお問い合わせ
横浜市人事委員会事務局調査任用部任用課
TEL:045-671-3347 FAX:045-641-2757
保健師に関する問合せ先
横浜市健康福祉局地域福祉保健部福祉保健課
TEL:045-671-4069 FAX:045-664-3622
このページへのお問合せ
横浜市健康福祉局地域福祉保健部福祉保健課
電話:045-671-4069
電話:045-671-4069
ファクス:045-664-3622
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