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医療・ケアについての「もしも手帳」
最終更新日 2025年4月2日
人生会議のきっかけに「もしも手帳」
人は誰でも、命に関わる大きな病気やケガに見舞われる可能性があります。重篤な状態になると、約70%の方が、これからの医療やケアなどを自分で決めたり、望みを人に伝えることが難しくなるといわれています。前もって、信頼のおける人と話し合っておくことで、もしものときに、あなたの望む医療やケアを受けられる可能性が高くなります。
「縁起でもない」「まだ早い」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、“もしも”はいつ訪れるかわかりません。言葉で伝えられる今だからこそ、「もしも手帳」をきっかけに話してみましょう。
「もしも手帳」とは
もしも手帳(表紙)
「もしも手帳」は、簡単な3つの質問に答えることで、もしものときにどのような医療やケアを望むのかを前もって話し合い、あなたの思いを伝えるための手帳です。
もしものときの医療やケアについて、元気なうちから考えるきっかけとなることを目的としています。
あなたの考えを家族等の信頼のおける人と話す際の手助けにもなります。
持ち運びしやすい、お薬手帳ほどのサイズです。
お薬手帳や診察券が入るカバーとセットで無料でお配りしています。
※令和6年10月改訂
配布場所
・区役所高齢・障害支援課
・地域ケアプラザ
・在宅医療連携拠点(在宅医療相談室)
・一部の市内薬局、病院、診療所等
使い方
「もしも治らない病気等になったら」「もしも自分の気持ちを伝えられなくなったら」というときを想定し、中面に3つの質問が載っています。
あなたが大切にしていることを考える
楽しみや生きがい、好きなことを考えてみましょう。
あなたが大切にしていることを頭に思い浮かべながら「もしも手帳」の3つの質問について考えてみることが、あなたらしく生きるために重要なポイントとなります。
信頼できる人と話してみる
心の中で思っているだけでは、希望はなかなか叶いづらいものです。今の気持ちを、信頼できる家族や友人等と話してみましょう。
医療や介護を受けている方は、医療・介護関係者と話し合うことも大切です。
話したことを書いておく
話をした日にち、相手、内容等を「もしも手帳」に書いておきます。
繰り返し話し合う
人の気持ちは変わります。気持ちが変わったら、繰り返し話し合い、「もしも手帳」を書き直しましょう。
「もしも手帳わかりやすい版」について
もしも手帳わかりやすい版(表紙)
通常の「もしも手帳」から情報量を絞り、中面には同じ3つの質問が載っています。わかりやすい表現やふりがなを使用した読みやすい工夫がされています。
基本的には支援者のサポートによって使うことを想定しています。
■注意事項
もしも手帳は「遺言書」や「事前指示書」ではなく、法的拘束力や救急現場での強制力はありません。
もしも手帳の商標登録について
もしも手帳の商標登録に関する情報は下記をご覧ください。
もしも手帳商標登録について(PDF:182KB)
関連リンク
人生会議(アドバンス・ケア・プランニング:略称ACP)
横浜市「人生会議」短編ドラマ
広報よこはまPlus(2025年2月号)「あなたが望む最期のこと、話したことはありますか?そのきっかけに『もしも手帳』!」
高齢期の暮らし選び応援サイト「ふくしらべ」(もしも手帳)(外部サイト)
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電話:045-671-2444
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