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こんな変化に気づいたら・・・声のかけ方について
よこはま企業健康マガジン第98号(令和5年3月1日配信)より抜粋
最終更新日 2023年8月18日
はじめに
3月は多くの企業が決算期にあたり、仕事上の問題や経済的な問題に追い込まれる人が増えるといわれています。また、就職や昇進、人事異動や転勤、引っ越しなど新しい環境に対する期待や不安、新たな人間関係における緊張など、ストレスがかかる出来事が重なりやすい時期です。一見おめでたいこと、よい変化のように見えても、ストレス反応をきたし、心身の不調につながる要因になることがあります。また、春は三寒四温と言われるように、寒暖差が大きく天気も変わりやすい季節です。私たちの身体において、内臓の活動や代謝を無意識のうちにコントロールしているのは、自律神経系の働きです。自律神経系には、緊張・興奮させる交感神経と、リラックスさせる副交感神経の2種類あり、これら2つはアクセルとブレーキのようにバランスをとりながら、内臓の活動や代謝を調整しています。春は気温や気圧の変化が激しいので、身体の機能を整えるために、自律神経系は交感神経優位と副交感神経優位とが頻繁に切り換わります。そうすると、次第に自律神経系は疲弊してしまい、調子を崩しやくなると考えられます。こうした環境の変化や気候の変化によって、さまざまなストレスが重なることが、3月に自殺者が増える要因と言われています。
いつもと違う変化が見られたら
職場での身近な人でこのような変化がみられる人はいませんか。
・出勤退勤時のあいさつが減った。
・ぼーっとしていることが増えた。
・仕事のミスが増える。職場を休みがちになる。
・投げやりな態度が目立つ。
・身なりに構わなくなる。
それは心の不調の表れかもしれません。いつもとは違う変化が見られたら声をかけてみてください。
おわりに
声かけの仕方に悩んだら、「眠れている?」「食欲がないようだけど、どうしたの?」「なんだか辛そうに見えるけど…何かあった?」など気にかけていることを伝えてみるのはいかがでしょうか。何かをアドバイスするよりも、まずは本人の話にじっくり耳を傾けてよく聴くことが大切です。
監修
こころの健康相談センター 精神科医師
このページへのお問合せ
健康福祉局障害福祉保健部こころの健康相談センター ※相談窓口は【こころの健康に関するご相談】(内部リンク)へ。
電話:045-671-4455(代表)※この番号は相談専用ではありません。
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ファクス:045-662-3525
メールアドレス:kf-kokoro@city.yokohama.lg.jp
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