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受診は必要?
よこはま企業健康マガジン第122号(令和7年3月5日配信)より抜粋
最終更新日 2025年5月27日
はじめに
春はメンタル不調が起きやすい変化の時節です。
気候・業務・生活環境の変化などの心身のストレスが重なると、 自律神経や内分泌、免疫に乱れを引き起こします。
どんな時に受診が必要?
落ち込んで悲しい、憂うつで楽しめない、
不安で考えが堂々巡り、イライラして不機嫌、
自分が情けなくて許せない、無気力で消えてしまいたい、
どうすることもできなくて死にたくなる…、
そんなつらい気持ちが2週間ほど続いていて、日常生活に支障が出ているようであれば、
医療機関への受診を検討してみましょう。
だるい、眠れない、食べたくない… そんなからだの不調も伴っていればなおさらです。
どの診療科に行けばいいの?
こころの問題を扱う診療科には心療内科と精神科があります。
心療内科は、ストレスに起因するからだの不調を対象にしています。
精神科は、あらゆる精神症状・こころの問題を対象にしています。
(脳神経内科・脳神経外科ではこころの問題は扱いません。)
医療機関の選び方
外来通院を想定するなら通院しやすいエリアの診療所・クリニックがよいでしょうし、
切迫した状況(早急に受診したい、入院がいいのかも…)であれば精神科病院を選択される方がよいかもしれません。
大学病院や総合病院の精神科という選択肢もありますが、
患者が集中していて、長い予約待ち、紹介制、近医への転院前提、といった可能性があります。予め承知しておきましょう。
また、精神科での初回診察には時間をかける必要があるため、予約を求めるところが大半です。
まずはホームページを確認して、電話で問い合わせをしてみましょう。
周りの誰かにできること
つらい気持ちに自分では気がつけない方もいらっしゃいます。
もし周りの誰かのつらそうな様子に気づかれた時には、声をかけてみてはいかがでしょうか?
原因追及はしないで話をただただ聞いてみて、もし本人がつらさを語られるようでしたら、
今回の内容を参考に、受診という選択肢があることをお伝えいただくのもよいかと思います。
自分のことを見守ってもらえていると受け止めてもらえるなら、きっと大きな力添えになることでしょう。
相談窓口について
横浜市のホームページでは、こころの健康、悩みなどの相談先を掲載しています。
https://www.city.yokohama.lg.jp/kenko-iryo-fukushi/kenko-iryo/kokoro/kokorosoudan/soudanmado.html
監修
こころの健康相談センター 精神科医師
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健康福祉局障害福祉保健部こころの健康相談センター
電話:045-671-4455
電話:045-671-4455
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メールアドレス:kf-kokoro@city.yokohama.lg.jp
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