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臨時情報(麻しん)

最終更新日 2025年3月21日

横浜市感染症臨時情報

麻しん情報

麻しんとは

 麻しんウイルスによる感染症です。感染力が非常に強く、免疫をもっていない人が感染するとほぼ100%発症します。症状は発熱、咳・鼻水・結膜充血(カタル症状)、口腔内の白い斑点(コップリック斑)、発しんです。発しんは耳後部→頸部→顔→体幹→上肢→下肢の順に現れます。肺炎や脳炎を合併すると、重症化することがあり注意が必要です。その他の合併症に、り患してから数年後の特に学童期に亜急性硬化性全脳炎を発症することもあります。
 近年では、麻しんは海外からの輸入症例をきっかけに、国内での感染拡大がみられます。

予防

 感染経路は、空気感染(同じ空間にいるだけで感染する)、飛沫感染(咳、くしゃみなど)、接触感染(感染者の飛沫などに触れた手で、口・鼻・目などの粘膜を触ることによる)です。
 発熱1日前~解熱後3日間は、周囲への感染力があります。麻しん患者と接触してから発症するまでの潜伏期間は10~12日(最大21日)です。
 最も有効な予防方法は、ワクチンを接種し、免疫をあらかじめ獲得することです。
 Ⅰ期 : 生後12~24か月
 Ⅱ期 : 小学校就学前1年間(5歳以上~7歳未満)
 また、患者の接触者でワクチン未接種者、抗体価が低い人は、接触後3日以内に緊急予防接種を受けることで、発症を予防できる可能性があります。

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このページへのお問合せ

医療局衛生研究所感染症・疫学情報課

電話:045-370-9237

電話:045-370-9237

ファクス:045-370-8462

メールアドレス:ir-eiken@city.yokohama.lg.jp

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