ここから本文です。

横浜市長山中 竹春
横浜市長の部屋横浜市長山中竹春

横浜市長の部屋 横浜市長山中竹春

  1. 横浜市トップページ
  2. 市長の部屋 横浜市長山中竹春
  3. 対談記事
  4. 対談記事 2023年度
  5. 横浜市在住の3ファミリーとの座談会(リビング横浜Web 2024年2月21日)

横浜市在住の3ファミリーとの座談会(リビング横浜Web 2024年2月21日)

花や緑、環境をテーマに、横浜市瀬谷区・旭区に位置する旧上瀬谷通信施設で2027年3~9月に開催される「GREEN×EXPO 2027」(2027年国際園芸博覧会)(外部サイト)。地元横浜で開催される国際博覧会について、横浜市在住の3ファミリーと山中竹春市長が座談会を行いました。(情報は2024年2月21日時点)

最終更新日 2024年3月28日

横浜市在住の3ファミリーと市長との集合写真


自然と親しみ、環境にやさしく便利な未来の暮らしを世界に発信する「GREEN×EXPO 2027」

参加者


【志村さん親子】糸帆さん30代、郷くん5歳(右)、嶺ちゃん3歳


【宮本さん親子】昌代さん40代(右)、灯さん16歳


【松本さんご夫妻】康敏さん60代、みゆきさん60代

一都三県で初開催!「環境」がテーマの国際博覧会

  • 山中市長(以下「市長」) 
    皆さん、こんにちは。今日はありがとうございます。さっそくですが、皆さんは、3年後の2027年に横浜で国際博覧会が開催されることはご存じでしたか?

市長

  • 志村糸帆さん
    はい。開催地の瀬谷区に住んでいるので、だいぶ前から知っていました。開催1234日前の2023年11月1日には、瀬谷区のマスコットキャラクター「せやまる」くんの「せやまるオブジェ」のお披露目がありました。
  • 宮本昌代さん
    芦田愛菜さんがアンバサダー(外部サイト)になるというニュースで知りました。
  • 宮本灯さん
    今回、初めて知りました。
  • 松本みゆきさん
    私も少し前まで知らなかったのですが、最近、いろいろなところにパンフレットが置いてあることに気付いて、ワクワクしています。
  • 松本康敏さん
    土木関係の仕事に携わっているので、知っていました。国家的なプロジェクトなので、すごく楽しみです。
  • 市長
    皆さん、ありがとうございます。「GREEN×EXPO 2027」は、東京、千葉、埼玉、神奈川の一都三県では初めて開催される国際博覧会で、花と緑、そして環境をテーマにしています。

環境にやさしい未来の姿を横浜から世界に

  • 宮本(昌)さん
    花と緑だけかと思っていましたが、環境もテーマなんですね!

宮本昌代さん

  • 市長
    はい。上瀬谷の広大な里山を舞台に、圧倒的な花と緑で多くの皆さまをお迎えします。
    「GREEN」は、花や緑に加えて「環境にやさしい」という意味でも使われますよね。そこに博覧会の「EXPO」を掛け合わせて、「GREEN×EXPO 2027」なんです。
    去年(2023年)の夏もとても暑かったですが、環境破壊が進んだ結果起こっている気候変動については、皆さんも強い危機感を持たれているのではないでしょうか。これは地球規模の、世界が直面している課題です。今日参加してくださっている若い世代やお子さんたちのためにも、GREEN×EXPOは、“自然の力”、“グリーンの力”でこうした課題を解決し、環境にやさしい未来の姿を横浜から世界に発信する、そんな博覧会にしたいと考えています。
  • 一同
    (大きくうなずきながら)うんうん。

テーブルを囲んで話す3ファミリーと市長

身近で、多彩で、魅力的な公園は“横浜の宝”

  • 市長
    横浜って、大都市で都会的!というイメージを持たれることが多いですが、実は豊かな自然が多く残されているところも魅力の一つですよね。皆さんが日常生活の中で、自然に触れ合える場所はありますか?

市長

  • 志村(糸)さん
    子どものイベントを通して、自然と触れ合える機会が多いですね。息子は、近所にある芋虫のような遊具のある公園がお気に入りで…。
  • 志村郷くん
    でも、芋虫公園は今工事中だから、近くの小さい公園で遊んでるの。
  • 志村(糸)さん
    ドングリがたくさん落ちている公園なので、ドングリを拾って、うちに持ち帰って遊んだりしています。

志村さん親子

  • 松本(み)さん
    家から近い根岸森林公園(中区)によく行きます。桜や紅葉など、四季折々の景観が楽しめますし、犬の散歩をしている方もよく見かけます。孫を連れてポニーを見たり、遊具で遊んだり、ドングリ拾いもしますよ。広々としていて癒やされます。
  • 市長
    私も、よく子どもとドングリ拾いをしました。子どもはなぜかドングリが大好きですね(笑)。
  • 宮本(灯)さん
    舞岡公園(戸塚区)によく行きました。大きくて緑の多い公園で、小5のときに、稲作の手伝いをしたり、小学校で遠足に行ったり。学校行事で自然や緑に触れることが多くありました。
  • 宮本(昌)さん
    舞岡公園は、子どもが小さい時はもちろん、今でも夫婦で散歩に出かける、私たち家族にとっては身近で大好きな公園です。里山が広がり、季節ごとの楽しみがあって、特に梅雨のころ、里山の奥に行くまでに何百匹とホタルが見られます。
  • 宮本(灯)さん
    ほんとに、目の前全体がホタルの光でいっぱいになるんです。写真では良さが伝わらないので、実際に見るのが一番です。
  • 松本(康)さん
    私は、少年野球のコーチをしていたので、岡村公園(磯子区)をよく利用していました。子どもたちは、舗装された道ではなく土の上を走ってトレーニングしていました。
  • 市長
    皆さん、やっぱり身近な自然というと公園なんですね。 昨年度の「横浜市民意識調査」でも「公園・動物園の整備」や「緑の保全と緑化の推進」など、横浜の自然環境に満足しているというご回答を多くいただきました。いろいろな魅力をもった公園は、まさに“横浜の宝”なんです。

横浜の環境を守る「市民力」

  • 市長
    公園が、いつもきれいに気持ちよく使えるのは 「公園愛護会」の皆さまのおかげなんです。地域の皆さまが中心となって、きれいに清掃してくださったり、四季折々の美しい花壇を作ってくださったりしています。横浜には約2700もの公園がありますが、そのうち約9割もの公園で愛護会が結成されているんですよ。
    「公園愛護会」以外にも、河川や水辺施設の美化活動を行う 「水辺愛護会」や身近な道路の清掃や花壇の美化活動を行う 「ハマロード・サポーター」、地域での環境行動の実践・啓発活動などを行う 「環境事業推進委員」など、本当に多くの市民の皆さまの力で、横浜の豊かな環境が守られています。
  • 松本(康)さん
    私も微力ながら公園愛護会に協力して、月に一度、公園の草刈りやごみ拾いなどをしています。

松本康敏さん

  • 市長
    そうでしたか! 本当にありがとうございます。
    市民の皆さまお一人おひとりが「地域をよくしたい」という思いで行動してくださる、これこそが横浜の「市民力」だと思います。世界に誇れる、横浜の素晴らしい財産です。GREEN×EXPOは、それぞれの地域で環境を守る活動をされている皆さまが主役になり、横浜の「市民力」を世界に発信していく「市民の皆さまと一緒につくる『横浜グリーン博』」にしたいと思っています。

20年、30年先へ、共にアクションを!「ヨコハマ未来創造会議(仮称)」

  • 市長
    今日は志村さんのお子さんや高校生の宮本灯さんにもご参加いただいていますが、地球環境を守ることは、こういった未来を担う若い方々の課題でもありますよね。そこで、GREEN×EXPOの開催を契機に、大学生や企業の若手社員の方々に、20年、30年先の社会がどうあるべきかを共に考え、議論していただく場として 「ヨコハマ未来創造会議(仮称)」を新たに立ち上げます。みんなで、横浜から日本の、そして世界の環境を考えていく場所にしたいと思っています。
  • 宮本(灯)さん
    高校の授業でも、環境について自分たちで調べて学ぶ機会が増えました。さまざまな課題を理解していく中で、例えば、食品ロスを減らすこととか、僕たちにも何かできることはあるんじゃないかと思います。僕たち一人ひとりが頑張っていくことが、未来の環境を守るために大切なことじゃないかと思っています。

宮本灯さん

  • 市長
    とても心強いですね。本当にそのとおりで、一人ひとりの意識が変わり、小さなことでも行動を積み重ねていくことがとても大切だと思います。

テーブルを囲んで話す宮本さん親子と市長

  • 志村(糸)さん
    私も節電や食品ロスをなくしたり、移動には自転車を使ったり、と意識しています。私たちの子どものころと比べて、今は、社会全体が環境に配慮していますよね。5歳の息子でも「ごみが増えちゃったら地球に良くないね」と言ったりします。こういう小さい時から意識することで、20年、30年先につながっていくんだなと思います。
  • 宮本(昌)さん
    今の子どもたちは、マイバッグを持ち歩いたり、ごみの分別をしたりするのは当たり前になっていますよね。うちでも、なるべく家族にお弁当や水筒を持たせています。買い物をするときに環境に配慮したものを選ぶなど、消費者ができることを少しずつやっていきたいと思っています。
  • 松本(み)さん
    私もごみの削減や分別、リサイクルなどをしています。それから、庭でブルーベリーや野菜を育てています。収穫した野菜を食べて、孫が「自分でとって食べるとおいしいね」って。体験が大切ですね。

松本みゆきさん

  • 松本(康)さん
    区役所で配られる植物の種や記念樹の苗を育てて、ご近所にもお配りしています。緑のおかけでコミュニケーションの輪が広がっています。
  • 市長
    皆さんの「環境行動」ともいうべき日々の行動は、本当に素晴らしいですね。そういったお一人おひとりの行動を後押しするために、横浜市では、これまで燃やすごみとして処理してきた歯ブラシやストローなどのプラスチックのみでできた製品を大切な資源としてリサイクルしていくなど、温室効果ガスを減らす取り組みを2024年10月から段階的に進めていきます。
    市民の皆さまがLED照明器具や冷蔵庫などの省エネ家電を購入されるときに、購入価格の20%分のポイント還元を行うキャンペーン「エコハマ」も実施しました。
    こういった環境行動の、一つひとつは小さなことでも、377万人の横浜市民全員で取り組めば、世界を変えるようなものすごく大きな力になると思います。

市民の皆さまと一緒につくる「横浜グリーン博」に!

  • 市長
    GREEN×EXPOは、環境にやさしい未来の暮らしを皆さまと一緒に考えて、意識や行動を変えるきっかけとなる場所にしたいと考えています。
    気候変動を食い止めるためには、二酸化炭素・CO2を出さない「脱炭素」と呼ばれる取組が必要ですが、それを可能にする新しい技術をお見せする場にもしたいと思います。例えば、横浜発の「ペロブスカイト」という新しい太陽電池は、薄くて曲げられるという特性があります。これで自動車をカバーしたら、CO2を出す象徴だったガソリン車が、CO2を出さずに自ら作り出した電気で動くようになるだけでなく、災害時には蓄電池としても使える可能性があるのです。こういった環境にやさしい未来の姿を示して、「人々の環境に対する意識は2027年の横浜、GREEN×EXPOから変わった」、そう言われるような国際博覧会を市民の皆さまと一緒に創りあげていきたいと思います。
  • 宮本(昌)さん
    1989年の「横浜博覧会」をきっかけに動き出したみなとみらいが完成し、ここまで都市開発が進んだように、「横浜グリーン博」では、環境を考え、都市と自然が共存していくスタートになるような未来がイメージできて、グッと楽しみになりました。

宮本さん親子

  • 宮本(灯)さん
    全体が近未来的で楽しそうですね。建物が木などの自然素材でできれば、おしゃれで環境にもよさそう。自然景観などを撮影するのが好きなので、写真をたくさん撮りたいです。「横浜グリーン博」から未来につなげられたらと思います。
  • 松本(康)さん
    花や木、緑を見ると心身ともに豊かになりますし、育てることは健康増進にもつながります。これからの未来の人々の笑顔を絶やさないような企画に期待が高まりますね。

松本さんご夫妻

  • 松本(み)さん
    今日いろいろとお話を伺って、これからの環境に私たち一人ひとりがきちんと向き合っていかなければ、と改めて感じましたし、「横浜グリーン博」はそのいい機会だと思います。孫世代も含め家族そろって参加するのも楽しみです。
  • 志村(糸)さん
    テーマが「環境」と知り、規模感がぐっと大きくなり、より楽しみになりました。生活に身近な花壇や森など、自然を身近に感じられたりする部分が入り口になることで、環境問題が自分ゴトに感じられると思います。「博覧会を地元でやるから遊びに来て!」と言いたくなるような、市民に身近な横浜グリーン博になるとうれしいです。

志村さん親子

  • 市長
    宮本さん、松本さん、志村さん、ありがとうございます。皆さんのお話をうかがって、改めて、市民の皆さまが誇れる博覧会にしなければいけないと強く思いました。
    「横浜グリーン博」は、横浜の市民力がベースです。一生に一度かもしれない国際博覧会を「環境」をテーマに開催できるのは、横浜だからこそです。横浜のさまざまな力と魅力を集めて発信し、博覧会が行われた後も、市民の皆さまに誇りにしていただけるような場所にしていきたいと思います。
    市民の皆さまにワクワクしてお待ちいただき、市外からも世界からもたくさんの人にいらしていただける博覧会にしていきますので、楽しみにしていてください!

市民の皆さまと共に創る「横浜グリーン博」5つのVillage

Urban GX Village


脱炭素社会を目指して新たな技術を導入した未来の都市像を体感できます。

Craft Village


自然と共に生きる知恵と技が込められた、日本の伝統産業などの温故知新を体感できます。

Farm & Food Village


健康を支える食と農が共存した生活と、その豊かさを実感できます。

Kids Village


これからの地球を生きる子どもたちが、遊びを通じて自然の大切さを学べます。

SATOYAMA Village


日本の原風景である里山を体感し、生物多様性の価値を再認識します。

提供元

このページへのお問合せ

政策経営局シティプロモーション推進室広報課

電話:045-671-2349

電話:045-671-2349

ファクス:045-661-2351

メールアドレス:ss-web@city.yokohama.jp

前のページに戻る

ページID:297-307-948