ここから本文です。
危険ドラッグについて
最終更新日 2025年3月28日
危険ドラッグとは?
「合法ドラッグ(ハーブ)」「脱法ドラッグ」「デザイナーズドラッグ」などとも呼ばれ、人体への影響がなく、安全であるかのように思われていますが、麻薬や覚醒剤と同じような、あるいはそれ以上の効果を持つ物質が含まれていることがあり、非常に危険なものです。
危険ドラッグの多くは、麻薬や覚醒剤といった法律で規制されている薬物の化学構造を少しだけ変えたものです。
化学構造を変えることによって取締りを一時的に逃れているかもしれませんが、人体への影響はどのくらいあるか分かりません。麻薬や覚醒剤以上に影響がある場合も多く、まさに使ってみないことには分からないという恐ろしいものなのです。
どんなものがある?
危険ドラッグは、以前は「ハーブ」「アロマ」「バスソルト」などとして売られていました。その後規制強化により販売店舗は一時ゼロになったものの、インターネット上では販売が続いていました。最近では再び販売店舗があらわれ、カートリッジ入りの「リキッド」や「グミ」「クッキー」などのお菓子の形態で「合法」とうたって販売されています。
中には、注意書きに「人体への使用はお止めください」「使用方法および効能に関するご質問にはお答えできませんのでご了承ください」「誤飲した場合には視覚や聴覚、意識に変化が起き、強いサイケデリック効果が表れますので、注意してください」などと、規制を逃れるための説明がされているものもあります。
実際の製品例は下記外部サイトをご覧下さい。
指定薬物又は新たに指定薬物となる成分を含む危険ドラッグ製品例(厚生労働省)(外部サイト)
どんな影響がある?
危険ドラッグは、身体にどんな影響を及ぼすのか分からない危険なものがほとんどです。中には呼吸困難や異常行動を起こしたり、過量使用によって急性中毒死した例も報告されています。また、健康被害だけでなく、傷害事件や交通事故等で他人を巻き込む事例が多数報告されています。
危険ドラッグは一度でも使用すると、取り返しのつかないことになります。使用しないようにしましょう。
より詳細を知りたい方は、 関連資料・リンクもご覧ください。
【出典・引用】
薬物乱用防止読本「薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」健康に生きようパート38」(厚生労働省)
麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動(厚生労働省)
指定薬物一覧(厚生労働省)
指定薬物又は新たに指定薬物となる成分を含む危険ドラッグ製品例(厚生労働省)
このページへのお問合せ
医療局健康安全部医療安全課
電話:045-671-3654
電話:045-671-3654
ファクス:045-663-7327
メールアドレス:ir-iryoanzen@city.yokohama.lg.jp
ページID:158-353-114