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旧東海道のおもかげ
最終更新日 2024年9月10日
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13.旧東海道のおもかげ (浅間町1丁目17の2付近)
浅間下の公園の裏、環状1号線から道ひとつ距てた静かな道筋が、旧東海道の名残である。百何十年か前までは、今の保土ケ谷駅や杉山神社の辺りまで、袖ヶ浦が湾入していた。今の東海道は、埋立後に拓かれた道である。
旧東海道は、浅間神社、神明社の前を通り、松原商店街を経て保土ケ谷宿に続く。十返舎一九の東海道中膝栗毛にあるように、宿の客引きが、「とっつかまえては(戸塚宿の前という洒落)はなさざりけり」と誌しているように、当時大いに栄えたようだ。
多くの人がさまざまな思いで歩いたであろうこの往還、今はひっそりとしたたたずまいで昔のおもかげもない。
文・絵 長谷川 泰 (西区文化協会 騎虎の会主宰)
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