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水天宮・平沼神社
最終更新日 2024年9月10日
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38.祭神は幼帝安徳天皇 水天宮・平沼神社(平沼2丁目8の20)
連載7回目の平沼商店街の時、ちょっと登場したことのある氏神の水天宮・平沼神社。
平沼新田の開発に尽力した高儀(たかぎ)家の営む塩田に流れ着いた大神宮のお札を祀(まつ)ったのがはじまりで、のちに源平壇之浦の合戦で平氏一門と入水して果てた悲劇の幼帝安徳天皇をもって祭神とした。
関東大震災、そして戦災ともこの神社の周辺だけが奇蹟のように焼け残ったこともあって、人々の尊崇(そんすう)あつく、9月4・5日の大祭には山車・神輿が出、夜店が並び、見世物小屋までという賑わいをみせたという。もっとも水にゆかりの神社らしく大祭の時は雨が多いのだそうな。なお、正月5日当社で行われる神事の湯花(湯立)行事は有名である。
文・絵 長谷川 泰(西区文化協会 騎虎の会主宰)
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