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美しい仏像と障壁画のお寺 円満寺
最終更新日 2024年9月10日
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73.美しい仏像と障壁画のお寺 円満寺(久保町50の1)
久保町から久保山墓地に向かって500メートルほど進むと、左側に風格のある山門が見えてくる。天台宗別格本山の円満寺である。平成2年竣工の新本堂の朱の色が鮮やかだ。
このお寺のご本尊は三十三観世音のうちの白衣観音で江戸期の造顕という。もうひとつ阿彌陀如来立像(あみだにょらいりゅうぞう)もあるが、こちらは室町時代の作といわれどちらもその端麗さで知られる。
更にもうひとつ当寺の宝物といえるのが、平成2年完成の二面の障壁画だろう。作者は中国の高名な女流画家、傅益瑤(フーイーヤオ)女史、NHKテレビで水墨画の講座をもっていた人である。当寺のあと京都大原の三千院、延暦寺、鎌倉八幡宮、永平寺と次々に大作を完成奉納してこられた。機会があったら是非拝観なさるとよろしい。
文・絵 長谷川 泰 (西区文化協会 騎虎の会主宰)
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