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ブラフ積みの石垣
最終更新日 2024年9月10日
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45.ブラフ積みの石垣(紅葉ケ丘57の2付近)
岩亀横丁からちょっと入ったところが掃部山の裏門で、これを登ると能楽堂である。もとの名は「不動山」のこの一帯は、明治5(1872)年ヨコハマの鉄道建設の拠点になったことから「鉄道山」と呼ばれるようになった。
鉄道敷設にたずさわった外国人技術者の官舎がここに建てられたが、そのときの石垣がこれである。洋風石積みで、フランス積みというものに似ているという。山手の外国人居住地に多かったので「ブラフ(山手)積み」といわれた。房州石で大震災にも耐えたが、平成8年に改修された。他にも野毛坂交差点の高い石垣は豪商平沼専蔵邸跡のものだが、これは亀の甲羅形の石を組んだもので「亀甲積み」という。
文・絵 長谷川 泰(西区文化協会 騎虎の会主宰)
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