閉じる

  1. 横浜市トップページ
  2. 西区トップページ
  3. 区の紹介
  4. 観光
  5. スポット
  6. 西区そぞろ歩き
  7. 開国の先覚者佐久間象山(しょうざん)の碑

ここから本文です。

開国の先覚者佐久間象山(しょうざん)の碑

最終更新日 2024年9月10日

ここで紹介している内容は、現在とは異なる場合がありますのでご注意ください。

63.開国の先覚者佐久間象山(しょうざん)の碑 (老松町63の1付近)

開国の先覚者佐久間象山(しょうざん)の碑


横浜開港の立役者といえば掃部山(かもんやま)の高みから港を睥睨(へいげい)する井伊大老と相場が決まっているようだが、どっこい隣の野毛山公園に、もうひとり開港の先覚者として立派な石碑を建てられた男がいる。昭和29年建立のこの碑銘は当時の市長平沼亮三氏の筆に成る。

その人の名は佐久間象山、信州松代の出で若年から英才ぶりを謳(うた)われた。語学はもとより西洋砲術にも造詣(ぞうけい)深く松代藩の軍議役として横浜に来たが、その説く開国論は先進的で幕閣には受け入れられなかった。

吉田松陰の密航事件に連座して8年間下獄したこともあるこの風雲児は、元治元(1864)年7月、京都木屋町で洋服姿で乗馬中、攘夷(じょうい)派刺客の手にかかってあえなく落命したのである。

文・絵 長谷川 泰 (西区文化協会 騎虎の会主宰)

西区そぞろ歩き目次へ戻る

このページへのお問合せ

西区総務部区政推進課広報相談係

電話:045-320-8321

電話:045-320-8321

ファクス:045-314-8894

メールアドレス:ni-koho@city.yokohama.lg.jp

前のページに戻る

ページID:631-792-030