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久保町の道六神 (どうろくじん)

最終更新日 2024年9月10日

ここで紹介している内容は、現在とは異なる場合がありますのでご注意ください。

47.久保町の道六神(どうろくじん)(久保町51の12付近)

久保町の道六神 (どうろくじん


久保町通りから久保山墓地へ向かう。円満寺の朱色も鮮やかな本堂が見えてくる。そこから右に100メートルほど行くと、民家の石垣をうがった小さな祠がある。この辺りで道六神とよばれているが、足の病や怪我にたいへんな霊験があるのだそうだ。

道六神は道陸神とも書くが、昔から村々の入口にあって疫病や悪霊の侵入を防ぎ、旅人の安全を守る神とされている。中国の祖神が日本の「塞の神(さえのかみ)」と習合したものだとも云われる。

毎月5のつく日がお祭りだそうだが、煩いの消えた人はお礼に草鞋を奉納するのだ。あらたかな霊験のあかしに、今もたくさんの草鞋や花が供えられている。

文・絵 長谷川 泰 (西区文化協会 騎虎の会主宰)

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