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葵の御紋の赤門東福寺

最終更新日 2024年9月10日

ここで紹介している内容は、現在とは異なる場合がありますのでご注意ください。

36.葵の御紋の赤門東福寺(赤門町2丁目17付近)

葵の御紋の赤門東福寺


赤門といえば東京大学、と相場が決まっているようだが、どっこいヨコハマにもれっきとした赤門がある。江戸のほうは将軍家斉の娘、溶姫が加賀藩前田家に嫁いだ文政10(1827)年建造のものだが、こちら光明山東福寺は後嵯峨天皇の勅願で元心法師が寛元年間(1243~7)に創建したと伝えられる。天正19(1591)年には徳川家康公より寺領を賜り、その折、葵の御紋の使用を許されたという名刹である。

往時の山門は2階の豪壮なものだったが、創建以来戦災を含めて7度焼尽され、現在のものは昭和35年に再建された。御本尊は90センチの観世音菩薩。なお、この寺の墓所には、ヨコハマの女傑として名を馳せた富貴樓お倉や、作家長谷川伸一家の墓がある。

文・絵 長谷川 泰(西区文化協会 騎虎の会主宰)

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